最新ニュース

BRSAはネーミョージンさんの釈放を求めます!
  
  BRSAが捉えた  ネーミョージン,逮捕の瞬間
      
           連行されるネーミョージン

           法廷のネーミョージン

2014年1〜3月の活動報告
を掲載しました。

4月の予定
4月6日  ミンウーさんのための法要・月例会議
4月13日 ビルマ水掛け祭りに出店(日比谷公園)

2008年12月21日日曜日

サイクロン支援


5月、6月のサイクロン支援募金でいただいた支援金の残金30万円のうち、20万円をシタグ国際仏教僧院協会をつうじてサイクロン被災者の人道的支援のために用いてもらうこととしました。

20万円は来日中のお坊さん、ウ・ニャニタラ師に12月14日に手渡されました。

残りの10万円については、タイ国境地帯のサイクロン避難民支援に寄付する予定ですが、詳細は後日ご報告いたします(以下は領収書です)。



12月14日集会報告

12月14日に池袋のエコとしま8階で行われた集会の内容はおおよそ次のようなものでした(参加者は約100名)。

1)大瀧会長による挨拶 「会員が誇りに思えるような会になるようがんばりましょう」

2)熊切副会長からの報告 
  ・RHQの支援停止の件とBRSAへの関わり。
  ・難民申請者の警察による逮捕がなくなるよう会として訴えていく。

3)カンダ・アウンリー副会長のスピーチ
「日本にいるビルマ難民がみんなビザをもらったら、BRSAの意義がなくなるのではとある人にいわれたが、そんなことはありません。わたしたちにはビルマの民主化という大きな目標があるのです」

4)モーチョウソー事務局長からの報告
  ・保証人、保証金の支援に重点が置かれているが、生活支援にももっと取り組むべき。
  ・ビルマ民主化のため、人権問題の観点から活動を行うこと。
  ・NPO法人化計画。
  ・会計報告。現在の基金総額は3,686,365円(保証金貸与分含む)。

  ・機関誌、会費、正月の旅行に関して

5)各役員からの報告
  ・現在の会員は208名
  ・会員カードの管理について

6)外国人登録証に代わるものとして計画されている「外国人在留カード」が難民申請者の生活にもたらす影響について懸念する発言がなされ、BRSAとして調査してほしいとの声があった。

7)「BRSAに求めること」として会場アンケートを行った。

12月14日集会の様子

副会長のカンダ・アウンリーさんのスピーチ

事務局長のモーチョウソーさんによる活動報告

受付のみなさん


集合写真

TBSからの取材

RHQの支援金停止の件で、TBSより取材を受け、本会の会員の状況が匿名で取り上げられました。12月10日の「イブニング5」で放送され、難民申請者の急増と、現在の難民がおかれる厳しい状況が報じられました。取材にあたられたTBSの李民和さんありがとうございました。

世界人権宣言60周年

世界人権宣言60周年を記念するデモ行進(渋谷出発)が12月10日に行われ、日本、ビルマ、フィリピン、韓国、コンゴなどの難民・人権活動家とともにBRSAも参加しました。この日のデモの参加者は350人とのことでした。

2008年12月17日水曜日

ビルマ国籍者収容情報

2008年12月14日現在のビルマ国籍者収容状況は次の通り。

東日本入国管理センター(牛久)
男性11名 女性2名

東京入国管理センター(品川)
男性 少なくとも21名
女性 少なくとも6名

情報を提供してくださった西田先生、大瀧会長ありがとうございます。

2008年12月8日月曜日

12月14日の集会

役員会議の報告でも触れた通り、9ヶ月目の全体集会を以下の要領で開催いたします。

日時:2008年12月14日午後6時から午後9時まで
場所:池袋 ECOとしま 8階
内容:会の現況、正月のバス旅行案内と役割分担、機関誌創刊について
参加費:無料

会員非会員を問わず、またビルマ人でも日本人でもご参加いただけます。ふるってご参加ください!

12月役員会議の様子

発送作業は NGOの基本!
12月14日の集会の案内が会員に届く予定です。

12月役員会議

11月・12月の役員会議が12月7日巣鴨にて行われました。参加者は14名。議題は以下の通り。

1)会の現況 基金総額 3,293,109円 会員総数 210名

2)支援要請 保証金支援要請が5件(牛久3件、品川2件)。

3)12月14日の会員集会に関して
目的:バス旅行案内、活動報告、会費徴収、機関誌名募集

4)機関誌創刊に関して
ビルマ人を対象にするか、日本人を対象にするか。ビルマ語日本語併用か。販売するかどうか、などについて。12月28日に編集会議を開催予定。

5)財政に関して
会計チームは会計報告を準備中で14日には配布可能。会計の現状とこれからの財政計画を把握している人がおらず、会費徴収状況、会計、支援費、事務費などに関する情報を共有するシステム構築の必要。
会費徴収に際し、役員が分担する体制を準備中。21日に作業部会。

6)RHQの援助保留に関して
経緯の説明。BRSAとしての行動計画について。

RHQの現状について

RHQの現在の状況について西田先生より次のような報告がありました。

「きょうRHQへ電話したところ、本日より全面再開(12月中)、新規の受付もOKとのことでした。ただし来年以降の見通しについては、外務省は態度を示しておらず、不安の様子。ただ、RHQとしては1月も実施する予定であるとのこと。ちょっとホッとしますが・・・・。」

また、RHQの援助金の再開により、BRSA会員の中にも保護費を認められた方もいます。その方にとっては本当に必要なお金であり、BRSAとしても非常に心配しておりました。RHQの皆様には心より感謝を申し上げます。

本会役員取材される

本会役員のフラティントゥンさんが11月27日付けの毎日新聞で取り上げられました(記事中ではラティントゥン)。

記事本文は次の通り(記事へのリンク そして記事に関する西田先生のコメント)。

難民問題:「身近に考えよう」国連関係者らが行進 東京

難民問題を身近に考えようと26日、東京都渋谷区で「表参道ジャック2008」が開かれ、国連やNGO関係者、日本在住の難民ら約200人が表参道周辺約1キロを行進した。

94年に来日し、今も難民認定されないミャンマー出身の男性ラティントンさん(44)は「兄は軍事政権に拘束されたまま死亡し、私も帰国すれば危険だ。私のような人間が日本に多くいることを知ってほしい」と話した。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、07年末時点の世界の難民、国内避難民は約3200万人。07年中の日本の難民受け入れ数は41人で、先進国の中では極めて少ない。

難民問題を訴えて行進する「表参道ジャック2008」の参加者=東京都渋谷区で2008年11月26日、鵜塚健撮影

難民問題を訴えて行進する「表参道ジャック2008」の参加者=東京都渋谷区で2008年11月26日、鵜塚健撮影

ビルマ国籍者収容状況

長らく更新していなかったビルマ国籍者収容状況を更新いたしました。情報を集めてくださった西田先生、大瀧会長ありがとうございます。

2008年12月3日現在のビルマ国籍者収容状況は次の通り。

東日本入国管理センター(牛久)
男性14名 女性2名

東京入国管理センター(品川)
男性 少なくとも19名
女性 5名

このうちBRSAが保証金支援を決めている方は5名(うちひとりは予定)、保証人支援を行っている方は8名(3名予定含む)。

2008年12月6日土曜日

共同通信社からの取材

RHQの援助金保留の件に関して共同通信社の原記者より取材を受けました。次のような形で配信されたとのことです。

2008年12月05日
◎困窮者への生活費支給滞る/外務省、難民申請急増で

日本で難民認定を申請、困窮している外国人に対し、外務省が提供する生活費などの支給が滞っていることが五日、明らかになった。申請者の急増で予算が底をついたためだが、受給しているのは、ほかに収入がない人がほとんどで、支援者は早急な改善を求めている。

母国での迫害を逃れてきた難民申請者は窮乏しているケースが多く、外務省はアジア福祉教育財団難民事業本部(RHQ、東京)を通じて支援。生活費と住居費として、一人当たり月八万五千円を原則四カ月間、支給してきた。

受給者は二〇〇五年度は百三十八人だったが、各国の政情不安などを反映して申請者が増えたのに伴い急増。関係者によると、〇八年度は既に二百三十人程度に達したとみられる。

このため約七千八百万円の予算をほぼ使い切り、外務省は十二月三日から支給の全面停止をRHQに指示。継続受給中の人への今月分に限って五日に支給を再開したものの、新規の支給は停止しており、来月以降の見通しも立っていないという。

同省人権人道課は「何とかしなくてはいけないので、対応策を検討している」と話している。

◎唯一の命綱

「在日ビルマ難民たすけあいの会」の熊切拓(くまきり・たく)・副会長の話 難民申請者は(在留資格によっては)働くことができず(国の方針で)生活保護も受けられず、外務省の生活費が唯一の命綱だ。受給しているのは、申請者の中でも本当にお金がない、底辺の人たち。早く支給を再開してほしい。

(「47NEWS」→難民困窮者への生活費支給滞る ただし、コメント部分はカットされています。)

2008年12月5日金曜日

がんばれ RHQ

西田先生によればRHQが独自に支援を再開したとのことです。

西田先生のブログ   がんばれ RHQ(U MINGALARのつぶやき)

2008年12月4日木曜日

続報:予算の問題

昨日のRHQの援助金保留に関して、本会の顧問である西田先生が外務省に問い合わせてくださったとのことです。

その外務省の返答に関しては西田先生のブログをご覧ください。

(207)難民申請者の生活保護は(U MINGALARのつぶやき)

2008年12月3日水曜日

RHQ、難民に対する援助金の給付を停止

【BRSAニュース】(No.1 2008/12/03)

政府(外務省・文化庁・厚生労働省)から委託を受けて、国内の難民に対する定住支援事業を行っている団体であるRHQ(難民事業本部)が、今日12月3日、難民と難民認定申請者に対する援助金の給付を停止した。これは、現在申請中の難民のみならず、現在給付を受けている難民も対象となっている。

会員からの連絡を受け、BRSAがRHQに確認したところ、担当職員は次のように語った。

「援助金の給付には日本政府からの許可が必要であるが、今朝、外務省から現在行われている援助金の給付をすべて停止するようにとの通達があった。RHQはこの通達を受けて、援助金の給付、審査、決定を保留としている。この保留はミャンマー人難民だけでなく、すべての難民に適用されている」

停止の理由については、RHQは現在確認中とするが、外務省が協議中とのことで、分からないという。

また、援助金給付の再開についても、「外務省からの連絡待ちであり、時期についても、再開の可能性についても分からない」とのことであった。

いかなる理由によって、外務省がこのような通知をしたのか、今後の動向を注視すべきだろう。

《RHQの援助金とは》
難民事業本部(RHQ)のウェブサイト(http://www.rhq.gr.jp/index.htm)によれば次のようにある。

「難民認定の申請を行っている人のうち、難民事業本部の調査に基づいて、外務省が生活困窮者と認めた人に対して、1995(平成7)年度から保護費(生活費・宿舎借料・医療費)の支給を行っています。2003(平成15)年12月からは宿泊場所がない人へのESFRA(難民認定申請者緊急宿泊施設)の提供、生活のアドバイスをしています。」

難民認定審査というのは、少なくとも1年はかかる過程であり、その間、申請者はさまざまな生活上の問題に直面しうる。例えば病気などにより、医療費が払えなかったり、住居を失った場合がそれで、この制度はそうした申請者を対象にしている。

この保護費自体、本当にニーズを満たしているかという点で問題がないとはいえないが、それでもないよりはまし、というわけで、ビルマ難民や難民認定申請者の中で申請し、一定の期間保護費を受け取っている人もいる。

場合によっては、この保護費が「唯一の命綱」という申請者もおり、今回の急な外務省の通達は、これらの受給者の状況を無視した理不尽なものといえる。

2008年11月14日金曜日

隠された子どもたち

西田先生へのインタビューが掲載されたこともある「平和の翼ジャーナル」に本会副会長の熊切が寄稿させていただきました。

平和の翼(ブログ版)「隠された子どもたち」
ビルマ国境ニュース「隠された子どもたち」(少し読みやすくなっています)。

今後の予定

11月16日 BRSA機関誌制作のための有志会議(巣鴨)
11月24日 BRSA役員会議(巣鴨)
12月7日  幹部会議(巣鴨)
12月14日 全体集会(バス旅行案内など)(大塚)

温泉&スキー旅行(第1報)

BRSA旅行の第2弾として2009年1月2日から3日にかけて、越後湯沢へのバス旅行を開催します。まだ計画中ですが、すでに決まっているのは以下の通り。

1月2日深夜、巣鴨発。

1月3日 早朝越後湯沢着。各自スキー、温泉を楽しむ。昼食は手作りのビルマ料理。

午後遅めに湯沢を出て、夜に巣鴨帰着。

また詳しく決まり次第ご報告いたします。

外国人差別事例 by BRSA

10月30日、東京弁護士会の外国人権利委員会で外国人市民団体との交流会が開催され、大川先生が「日常生活における差別(賃貸借契約、飲食店への入店、宿泊その他)について」という部会を主催されました。

その際の事例報告のために大川先生より外国人差別問題を扱う諸団体に対し、外国人市民が「日本での日常生活上、不合理な取り扱いで不可解な思いをされた、という事例」に関して情報提供の要請があり、BRSAもいくつかの事例をまとめてご報告いたしました。

以下はその報告です(西田先生が作成したものに熊切が補足)。


ビルマ人が感じる「日常生活における差別」

「在日ビルマ難民たすけあいの会」作成

1)入管での収容(拘束)は人権侵害では。
2・3年前に不法残留、難民申請で入管に2ヶ月間収容されたビルマ人が、平和に日常生活をしていた所、再度1ヶ月前後収容されたが、その1ヶ月間は具体的な取調べがない。保証人を決め、保証金を支払えば1ヶ月間の拘束で出所できるのであるが、1ヶ月もの期間が必要であるのか疑問。2週間もあれば十分ではないのか?

同様に、初めて入管に収容された人は、4ヶ月前後も拘束状態が続く。これももっと短縮できるのでは?

2)難民申請者と「労働不可」
ビルマ人難民申請者は、現在1500人以上いるといわれ、特に収容されてからの難民申請者のビザ取得率は2割以下と推測されます。このため、労働不許可のまま、帰国することもできず、そのまま数年も日本に滞在する人が急増してます。「働かないでどうやって生きていくのか」という問題は、あまりにも深刻であり、人権問題、人道問題だと思います。彼らは、警察・入管の目に怯えながら、低賃金で働いているのが現状かと思います。従来は強制送還制度があったため、この問題はあまり顕在化されませんでしたが、現在は「帰国できない」状況のビルマ人が急増したための問題であり、入管法の改正(例えば、強制送還のできない難民申請者に限り労働可など)が急務と考えます。

難民申請中の者は労働許可を通常与えられませんが、そうした人の働く職場に入管が押し掛けて、雇用主を恫喝して、解雇を迫る事例が多発しています。

働くことができずにどうして生活していけばいいのか、と聞けば、おそらく入管は保証人が面倒を見るべきと答えるはずです。ですが、どうして難民に日本人の保証人が必要なのでしょうか。外国人には日本人が保証人としてついていないと何をしでかすかわからない、外国人を野放しにしたら何をしでかすかわからない、という心性によるものなのでしょう。しかし、外国人は野良犬ではないのです。

3)難民申請者からの現金収奪
成田空港到着時に入管で難民申請すると、空港内のエアポートレストハウスに強制的に宿泊させられ、持参していた金を調べられ、その額に応じた宿泊日数分を取られたビルマ人が多くいます。彼らの入国後の生活費を無駄なレストハウス代として取り上げることは、人権蹂躙であり、まことに気の毒です。さらに本人が搭乗してきた外国航空会社から日本の保証人宛にレストハウスの警備代金の請求があり、内金として5万円支払った経験もあります。これらの代金は本来 国(入管)が支払うべきと思いますが、右も左もわからぬ外国人を餌食にしているとしか思えません。人権問題と考えます。

4)手錠、腰縄姿を他人に見せないで
入管に収容された難民申請者が、市中の病院に連行されるとき、手錠、腰縄姿を多くの市民に見られています。人権に配慮した連行方法の改善を希望します。

5)ハローワークでの差別 
「在特」所有のビルマ人が、ハローワークで、ある社員食堂での賄いを希望したが、掛の人に、外国人は無理と言われました。「在特」を持っていれば日本人と同等の仕事や給料がもらえると思っていた本人はショックを受けたようです。ハローワークによる差別ではないかと思いますが。

6)病院の対応不親切
難民申請中のビルマ人の赤ちゃんが熱を出し、病院に飛び込んだが、健康保険がないため高額の支払いを高圧的に要求され、かつ不親切な言動に結局診察を受けずに帰宅しました。

ビルマ出身のある女性が妊娠し、近所にある大井町の東芝病院で定期的に検診を受け、出産の予約もしていたところ、臨月間近になって、ビザのない外国人であることを理由に分娩を拒否されました。周囲の支援もあって、広尾病院に転院することができました。

山村先生によれば、病院によっては外国人に対して不当に高い点数を設定しているところもあるそうです。

7)給料の契約違反
あるビルマ人男性が飲食店で働いていた際、契約時に時給1000円といわれたが、実際には900円しかもらえなかった。

また、さまざまな口実を設けて、罰金として給与から差し引いていくということも行われているようです。

8)給料格差
飲食店で同じような仕事をしていても日本人1400円、ビルマ人950円と差別されています。

また、給与の未払いについての相談もいくつか受けたことがあります。そうした場合は労働組合を通じて交渉するのが良いようですが、組合に加入しなくてはならないので、抵抗を感じる人もいます。

税金と称して天引きされただけなのか、単なる誤解なのかわかりませんが、会社を通じて払っていると思っていた住民税が、実際には支払われてなかった、という例もあります。

9)日本人と同行すると
日本人と結婚したビルマ人男性の場合、一人で役所や銀行へ行った場合と、日本人の奥さんと一緒に行った場合では、相手の対応がまるで違います。

10)職務質問
ビルマ人は、日本人と比較的容姿が似てますが、一見外国人とわかる人もいます。その場合は、職務質問が頻繁にあるとのことです。

11)
入管に収容されたときにそれまで暮らしていた場所を引き払う場合、たいてい友人や親類のビルマ人が私物整理にあたってくれますが、そうでない場合、大家が勝手に私物を処分してしまうことがあります。

12)保証人
賃貸契約においては、日本人の保証人がなくては契約することができません。

大川先生事務所開き

難民支援活動でお世話になっている大川秀史弁護士の事務所開きが11月8日に行われ、本会会長の大瀧さんと顧問の西田先生がお祝いに伺いました。大川先生、これからもよろしくお願い申し上げます。

会員支援No.11, 12

No.11 品川に収容中の会員への保証人支援(熊切)

No.12牛久に収容中の会員への保証人支援(大瀧)

2008年10月21日火曜日

インターネット版ビルマ国境ニュースNo.11

副会長の熊切が発行しているビルマ国境ニュースNo.11のインターネット版を公開しました。BRSAを特集しています。ぜひご覧ください。

インターネット版ビルマ国境ニュースNo.11

仮放免の詳細

先日、仮放免手続きを行いました。今後誰かの役に立つかもしれないので、以下手続きのあらましを書き記します。

10月某金曜日入国管理局より熊切に電話があり、来週の水曜日に保証人をしているAさんを釈放するので、午後1時に入国管理局にまで来るようにといわれる。ただし、仮放免許可が出たことは本人には教えないでほしいとのこと。

どうして本人に教えないのかについては理由不明。大瀧会長によれば、品川で近頃はじまった慣行らしい。牛久ではそうしたことはないとのこと。熊澤さんも理由についてはわからず。

水曜日、午後1時に入国管理局に行く。まず6階の仮放免の窓口に行き、仮放免手続きのために来た旨を告げ、身分証をみせる。4階の会計係に行くよう指示される。

会計係に行き、指定の呼び鈴を鳴らす。ガラス戸が開き職員が顔を出す。A4の紙を2枚もらう。1枚は、保証金を払い込む三菱東京UFJ銀行三田支店の場所を記した地図、もう一枚は保証金の領収書となるもの。中央に切り取り線があり、片方に自分の名前住所を記す。

その紙と地図を片手に、素早く1階に下り、入管正面で待つタクシーに颯爽と飛び乗る。三菱東京UFJ銀行三田支店まで1400円ほど。

三田支店に到着すると、あらかじめ会計係にいわれていたとおり、整理券などを取らずに案内に日本銀行代理店に用がある旨を伝えると、すぐにその窓口に連れて行ってくれる。保証金30万円と先述の紙を渡す。

しばらくして、紙が半分切り取られたものが帰ってくる。これが30万円の領収書となる。即座に田町駅からタクシーに乗り、入管へ。

4階の会計に再び赴き、指定の呼び鈴を鳴らす。件の領収書を渡し、印鑑を3回ほど押し、引き換えに保管金受領証書をもらう。これは保証金を返してもらうときに必要なので大切に保管しなくてはならない。

6階の仮放免の窓口に意気揚々と帰還するも、担当職員に2時半にもう一度来るようにといわれる。30分ばかり、1階の喫茶店で時間を潰す。

2時半に再び6階に。しばらく待つと、窓口の奥のほうからではなく、外の扉からAさんが連れてこられる。

別室に行き、仮放免に関する注意事項を説明される。仮放免の延長、一時旅行許可証(東京都外に行く場合)には保証人の署名がなくてはならないこと。そして、仮放免中の就労は許可されていないこと。「じゃあ、どうやって生きていけばいいのだ」と言いたい気持ちをぐっとこらえて、おとなしく聞く。

以上で、仮放免手続きは完了。3時前にはすべて終了した。

さて、Aさんはというと、自分の仮放免を知らされたのは、外に出るほんの15分前だったのこと。丁度フリータイムで、同室の者が外に出ているときに、こっそり呼び出され、着替えて荷物をまとめるようにいわれたのだと言う。とすると、仮放免が出たことを教えないというのは、釈放される人と他の被収容者との関係に何か問題が生じるかもしれないと、入管が考えているからかもしれない。ただし、具体的にどのような問題かはわからない。

ちなみに、1時に仮放免手続きを開始するのも、収容者のフリータイムとの兼ね合いがあるのかもしれない。

4ヶ月ぶりに自由の身となったAさん、1階の喫茶店のコーヒーを飲みながら、「収容所のコーヒーは薄いのに150円もするんだぜ」とうれしそうに笑った。

2008年10月 熊切記す。

2008年10月20日月曜日

会員支援No.9, No.10

会員支援
N0.9 現在牛久に収容中の男性の保釈金10万円貸与と保証人

N0.10 現在品川に収容中の男性の保証人

(いままで、保証人支援は会の支援としてカウントしてきませんでしたが、これからはできるだけ含めていきます。)

役員会報告

10月19日に巣鴨で行われた役員会議の報告。

1)17日にビルマ市民フォーラムが主催したチャリティコンサートに参加して、会員募集を行ったこと。

2)広報部会を辞任するソーウィンシェインさんに代わってマウンウィンチャインさんが部会代表となった。

3)日本語とビルマ語の会案内の増刷について(日本語1000部、ビルマ語500部)。

4)会計について
役員のマウン・ウィンゾーさんを会計補佐とする。また、マ・ワーワーさんは今までの通り、イベントの会計を担当することを確認。

5)支援要請に関する討議

6)12月14日に集会を開き、報告等を行う。

7)年末年始のレク旅行、機関誌の発行、横断幕の新調などが討議された。

面会報告

6ヶ月報告に参加してくださった斎藤優子さんより10月14日の品川での面会活動のご報告がありました。

斎藤さんが今回面会されたビルマ人女性はWさんとMさんのお二人で、面会での聞き取りの報告を以下抜粋いたします。

Wさん(二十代の若い女性、都内在住。9月から品川に収容)

①現在の健康状態について

二週間前(10月初旬)から、左胸が痛くて、腫れているようだ。原因不明。
一週間前に入管内でレントゲンを撮ってもらったが、まだ結果は出ていない。要予後観察。

②身内以外で面会に来てくれた人は?

ボランティアがいっぱい来てくれて嬉しいし、とても感謝している。


③保証人を引き受けてくれる人の当ては?

今勤めている職場の店長(日本人)が理解があって親切でその方が保証人になってくれることになっているので、大丈夫。


④家族や友達や仲間に伝えてほしいことは?

連絡は取り合えているので、今のところ大丈夫。


⑤金銭的に(KDDI電話代など)またそれ以外で困っていることは?

今のところ、大丈夫。


Mさん(二十代の若い女性 都内在住。8月中旬から品川に収容)


①現在の健康状態について

「今は大丈夫」と言ってはいるけれども入管に収容されてから、頭が痛かったり、めまいがしたりしている。歯肉炎にも掛かった。


②身内以外で面会に来てくれた人は?

毎日ではないが、ボランティアの人など時々来てくれる。昨日はカトリックのシスターが来てくれた
。CTICの人も??

③保証人を引き受けてくれる人の当ては?

保証人は決まっている。

④家族や友達や仲間に伝えてほしいことは?
連絡は取り合えているので、今のところ大丈夫。


⑤金銭的に(KDDI電話代など)またそれ以外で困っていることは?

今のところ、大丈夫。


以上。貴重なご報告ありがとうございました。

2008年10月14日火曜日

6ヶ月総会報告

おかげさまで、この9月でBRSAは結成より半年を迎えました。この半年間の活動を会員に向けて報告する総会を10月12日午後6時より、高田馬場の消費生活センター4階で行いました。

この6ヶ月総会には50名以上の方々が参加してくださいました。日本人は3名の役員を含む6名の参加がありました。

総会は、まず大瀧会長による挨拶よりはじまりました。会長がこれまでの6ヶ月間の役員と会員の努力に感謝した後、副会長の熊切より「本会でなされるたすけあいのためのシビアな議論は、民主化ビルマにおける社会福祉システムの先取り」である旨の短い演説がありました。

次にカンダ・アウンリー副会長は、演説で次のように述べました。

「会員として何を行うかが重要なのです。一人一人では無理なことも団結すれば成し遂げられます。みんなが闘うのは軍事政権だけではありません。ビルマから来た人々の人権が守られなければ、どこであろうと闘うのです。そして、わたしたちはこの闘いにきっと勝ちます」

また会員の熊澤新さんは「今年は8月までに特別在留許可を得ているビルマ人が250人以上もいる。入管は毎年変化している」とお話しになり、さらにいつも会を支援してくださっている岩崎綾之さん(牛久の会)より、応援のメッセージがありました。

次のプログラムは6ヶ月間の会の活動報告であり、まず事務局長のモーチョーソーさんより以下の報告がなされました。

1)この6ヶ月の支援内容。生活支援は女性3名、男性1名、合計15万円。保証金支援は男性4名に行われ、総額65万円。

2)ナルギス・サイクロン被災者のためのへの支援。70万円を第一陣として寄付。残りの約30万円は僧侶を通じた支援活動に寄付する予定。

3)あらたに次の7つの部会を設置した。支援部会、広報部会、運営部会、組織部会、社会活動部会、規約部会、資金調達部会。

4)会計報告は、現在準備中。基金の総額は、いずれ返却される保証金を含めて300万円弱。

5)BRSAセミナー、バス旅行、水掛祭りとダディンジュ祭りへの出店、デモ参加等の活動をも行った。

6)現在の会員数は181名

さらに会計のエイピュートエさん、運営部会のアウンソーモーさん、社会活動部会のテッリンさん、組織部会のラミョーさん、資金調達部会のティンマウンニーさん、広報部会のソーウィンシェインさんのおのおのより報告がありました。

なお、広報部会の担当を辞任することを表明されたソーウィンシェインさんより、本会の役員会の運営に関する批判がありました。本会役員会は彼のこれまでの働きに感謝しつつ彼の辞任を承認するとともに、ソーウィンシェインさんの批判を謙虚に受け止め、よりよい会運営を目指します。

その他、大川弁護士の依頼に応じて「外国人差別に関する経験談」を募りました。

なお、総会ではエイナンダーアウンさんが通訳を務めてくださいました。心より感謝申し上げます。

6ヶ月総会の様子

大瀧会長の挨拶(通訳はエイナンダーアウンさん)

副会長のカンダ・アウンリーさんのスピーチ



2008年10月5日日曜日

2008年10月5日の収容状況

「今週のビルマ国籍者収容状況」と題して、牛久と品川のビルマ人被収容者の数を、できるだけ正確に毎週お伝えする試みをはじめました。いつまで続くかわかりませんが、ご協力お願い申し上げます。

東日本入国管理センター(牛久)
男性10名 女性0名

東京入国管理センター(品川)
男女合わせて約30名

2008年10月5日現在

ミャンマーと日本をつなぐ人

最後に、「西田さんにとってミャンマーとは、ビルマ人とは」と聞いてみると、なんて言えばいいのかな〜と迷いながら、「すべて」「宝」「健康のもと、笑いのもと」「生活の基礎、土台」とたくさんの言葉が飛び出して来た。「それがなくなったらもう、どうしたらいいか迷っちゃうね〜」。

ミャンマーと日本をつなぐ人 第4回
ウー・ミンガラ(西田敦)さん「東京に暮らすビルマ人とともに」 舟橋左斗子より引用


ミャンマー総合研究所(MEMI)の発行する季刊誌「ミャンマー経済情報誌 ミャンマーフォーカス」2008年第2号に上記の題名で本会顧問の西田敦先生の活動が取り上げられました。

記事ではもちろんBRSAのことも触れられていますが、そればかりでなく、BRSAのブログのアドレスや支援金の振込先まで掲載されています。

役所と入管の関係

難民申請者は、自分の住んでいる区や市の外国人登録証がないと、難民認定申請をしても入国管理局は受理してくれません。

外国人登録証があるならばいいのですが、非正規滞在者(いわゆる不法滞在者)が申請する場合、おうおうにして未登録です。

そ こで、難民申請書を提出する前に、区役所なり市役所に行って外国人登録の手続きをしなくてはならないことになります。もちろん登録証の発行には時間がかか るので、その日は、外国人登録の受理票をもらうことになります。この受理票には外国人登録番号がもう記入されているので、それで申請には間に合うのです。

難 民申請者は、この受理票をもらったら、その足で入管に行き、難民申請しなくてはならない、といわれています。というのは、非正規滞在者が区役所なり市役所 で申請すると、すぐにその役所から入管に通報が行き、翌朝に入管がその非正規滞在者の住居に踏み込んで、その人を逮捕してしまうからだそうです。

もし、難民申請を済ませておけば、難民申請者として扱われるので、そうした目には遭わない、というのだといいます。

先日、本会事務局のフラティントゥンさんが直面したのも、このような問題でした。彼はBRSAの活動の一環として、ある女性の難民申請に付き添って品川の入管に行ったのですが、住所の変更がされていないとのことで、申請は受理されなかったのでした。

そこで、この女性とともに彼女の住む区の区役所に行き、住所の変更手続きを終了したのですが、問題はそれからです。

その時間から難民申請に行くには遅すぎる、かといって、しないままでは彼女は申請に行く直前に逮捕されてしまうかもしれない。

そう考えた彼は、彼女が一晩だけ入管の追求から逃れることができる避難所がどこかにないか思案をしはじめました。

と ころで、こうしたことがあるのかどうかについて、ぼく自身は確信は持っていません。というのは、多くの非正規滞在者が、子どもを日本の学校に通わせていることか らわかる通り、役所と入国管理局とは別の論理で動いているようだからです。もし、非正規滞在者を役所が通報していたら、非正規滞在者の子どもたちが就学で きるはずがありません。

しかし、幾人かの信頼の置ける日本人とビルマ人が、上記のような状況で、つまり難民認定申請の直前に逮捕され収容された事件があった、と語っています。

大瀧会長の経験によれば、昨年の暮れに、前日に役所で外国人登録した難民認定申請予定者の自宅に入管職員がやってきて、その人を逮捕したということがあったそうです。

区役所、市役所ごとに対応が違うというのはよくあることなので、通報する役所とそうでない役所とがあるということかもしれませんし、あるいは役所が非正規滞在者の届け出を入管に通報することが最近になって徹底されるようになったということなのかもしれません。

い ずれにせよ、事例を集めることが重要で、同様の事例がありましたら、ぜひBRSAまでご連絡いただきたいのですが、それはさておき、我らがフラティントゥ ンさんとその難民申請者の女性がどうなったかといえば、結局避難所の当てはなく、彼女は逮捕の危険性を承知の上で自宅に帰ったのですが、もしかしたら入管 職員が朝寝坊をしたのかもしれません、翌日、無事に難民認定申請を提出できたとのことです。

このような形で難民認定申請者が脅かされるのはおかしなことですが、そもそも難民認定申請に外国人登録がなぜ必要なのかという疑問があります。もちろん何らかの住民登録は必要でしょうが、それは入管での登録で十分なはずではないでしょうか(少なくとも現行の枠組みでは)。

そ れに、そもそも外国人登録がないからといって申請を受理しないのもおかしなことです。突っぱねる代わりに、入管の難民を担当する職員が、難民申請者のために 難民申請に必要な書類を揃えるのを手助けすること、つまりここではフラティントゥンさんが行ったような難民のためのソーシャルワークを入管の職員が行うことこそ、 本当の意味で難民受け入れ態勢の充実につながっていくように思います。
(熊切)

2008年10月4日土曜日

2から3へ

にぎやかなビルマ語版BRSAブログに対抗心を燃やして、日本語版はこれまでの2カラムから3カラムにバージョン・アップしました。

2008年10月1日水曜日

6ヶ月総会

BRSA結成より6ヶ月となる10月、半年の活動を報告し評価する総会を、10月12日、高田馬場の新宿区消費生活センター4階会議室で午後6時から9時にかけて開催いたします。

会員以外の方でも参加できます。興味のある方はBRSAのメールまでご連絡ください。

9月29日、30日の支援活動

9月29日
大瀧会長と熊切、牛久収容所にて3名の仮放免手続きを行う。うち2名はBRSAより保釈金の一部を貸与。またそのうちの1名は熊切が保証人となった。

9月30日
大瀧会長の付き添いで、昨日釈放された2名を品川入管に連れて行き、手続きを支援。また品川入管に収容されていた男性がこの日釈放される。保証人を務める大瀧会長が保釈金の支払い等の手続きを行う。

保証人支援

入管収容所から釈放されるためには保釈金だけでなく保証人も必要です。BRSAは保証人が見つからない人のために、日本人会員が保証人を引き受けています。

会員支援No.7, 8

牛久に収容されていた2名の保釈金を貸与。
No.7 在日歴17年の男性、20万円
N0.8 来日したその日に成田空港で収容された男性、15万円。

プリンター複合機の寄付

9月28日の役員会において役員のマウン・ゾウトゥンさんよりBRSAにプリンター複合機を寄付いただきました。ありがとうございます!

役員会の様子


9月28日役員会

9月28日巣鴨にて役員定例会が開催されました。主な議題は次の通り。

1)夏のバス旅行の会計報告がいまだに出ていないことについて。
収益は約24万円。

2)ダディンジュ祭りの会計報告。チケットの売り上げの計算がまだ済んでおらず、次回に持ち越し。

3)サイクロン支援。募金の残額30万円の支援先を議論。

4)牛久に収容されている2名の保釈金貸与について。

5)現況報告。会員数170人。基金総額約220万円。

NLD結成記念デモに参加

NLD結成を記念するデモが9月27日行われ、大瀧会長をはじめとするBRSAメンバーが参加しました。




ダディンジュ祭りに出店

9月21日王子で開催されたダディンジュ祭りにBRSAが出店したときの様子です。あいにくの雨でしたが、見事黒字となりました!





手羽先餃子とバナナのデザート

2008年9月20日土曜日

祝1000人突破

本会の顧問、西田先生が毎日書き綴っておられるブログ「U MINGALARのつぶやき」のアクセス数が1000を超えたとのこと。投稿数、アクセス数ともども、これからもますます増えていきますように!

BRSA、デモに参加

軍事政権が20年前にクーデターによって権力を握ったこの日、品川のビルマ大使館(通称税務署)前で抗議デモが行われ、BRSA会員も参加しました。




ついに

ついに「在日ビルマ難民たすけあいの会」ビルマ語ウェブサイトが完成!

BRSA関連リンクに追加しました。

BRSA (Burmese Version)

2008年9月11日木曜日

ボランティア募集!

来る9月21日下記の要領で東京・王子で行われるダディンジュ祭りに「たすけあいの会」も出店し、手羽先餃子とバナナのデザートを販売する予定です。屋台を借りて、その場で調理販売します。

「たすけあいの会」は今回のお祭りの出店を手伝ってくださるボランティアを募集しております! 

お祭り自体はどなたでも参加でき、ビルマの食べ物や音楽を楽しむことができますが、お店の中から参加してみれば、また違った景色が見えて、とても面白いです。

ビルマ人の会員たちと一緒に、料理をしたり、手羽先餃子を売ったりして、お祭りを楽しみましょう!

働く時間は当日の早朝から午後5時までですが、もちろん全部いる必要はありません。1時間だけ、という方も大歓迎です。

手伝ってみたい、という方は「たすけあいの会」のメール

brsajp@yahoo.co.jp

までご連絡ください!

(以下はお祭りの案内です)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ビルマの国民的行事 ダディンジュ祭り 開催のお知らせ   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今年もビルマの雨安居(うあんご)明けを祝うお祭りを東京で開催します。

当日は、ビルマの様々な歌や踊りの披露と、ビルマの伝統的な料理を
始めとし様々な民族料理の屋台を用意して、皆様のお越しをお待ちして
おります。是非、この機会に、ビルマの伝統的な催しを通して、ビルマの
文化とビルマ国民へ、より一層のご理解を頂ければ幸いです。

どうぞ、お誘い合わせの上、足をお運びください。

皆様、ビルマの伝統的なお祭りに、温かいご支援とご協力を宜しく
お願い申し上げます。


ダディンジュ祭り実行委員会
国民民主連盟(解放地域)日本支部

 ★ダディンジュ祭りとは・・・
ビルマの月の名であるダディンジュ月(太陽暦10月頃)の満月の日。仏教徒
が戒律を普段より厳しく守る 『雨安居(うあんご)』 (6月の満月から9月の満月
まで)明けを迎え、この日から3日間、人々はパゴダにお参りをして花や灯明を
供えます。また、家に僧侶を招き、食事を差し上げ法話を聞き、その後、友人・
知人とともにご馳走をいただき、談笑を楽しみます。

--------------------------------------------------------
■日 時: 2008年 9月 21日 (日) 午前11時〜午後5時まで

■入 場: 無料 

■場 所:飛鳥山公園
      東京都北区王子1-1-3
 電話番号 03-3908-9275
 ◇駅からのアクセス方法
  JR京浜東北線 王子駅南口下車 すぐ
  都電荒川線 飛鳥山下車 すぐ
  http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/facility/055/005518.htm

■主 催: ダデンジュ祭り実行委員会
国民民主連盟(解放地域)(NLD-LA)日本支部


たすけあいの会で作ったチケット
手羽先餃子とバナナ入りココナッツミルク
500円で販売中!

ハンストと支援の様子



寄付金を手渡している様子。

在日ビルマ人によるハンスト支援

以下の内容で渋谷の国連大学前で行われているハンガーストライキに、9月9日、「たすけあいの会」として活動費支援として1万円寄付いたしました。この寄付金はたすけあいの会の基金からではなく、先日のバス旅行の収益から出しました。

ハンガーストライキの概要

◆在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)

 【今夜6時から、72時間 ハンガーストライキ】

 国連事務総長・日本政府は直ちにビルマを訪問し、
 アウンサンスーチーさんの健康状態と真意を確認してください!

 そして、ビルマ軍事政権と全ての関係者を含む実質的な政治的対話が
開始されるよう、 軍事政権に強く働きかけてください!

---------------------------------------------------


在日ビルマ人共同実行委員会は、先月8月16日以降のアウンサンスーチー
氏の食事受け取り拒否の事態について、未だアウンサンスーチー氏の真意が
明らかにされていないことを深く憂慮します。

私たちは、国連、日本政府、他関係機関が直ちにビルマへ入り、同氏と面会し
健康状態と同氏の真意を確認するよう要請し、本日夜から72時間のハンガー
ストライキを行います。

(なお、ハンガーストライキ終了予定の9月11日以降のアピール行動に
ついては、ビルマ情勢をみて、検討します。)


■9月8日(月)18時〜9月11日(木)18時まで (計72時間)

■場所:東京  国連大学 前
■国連大学 地図
  http://www.unu.edu/hq/japanese/access/index.html

■主催: 在日ビルマ人共同実行委員会(JAC)
       (在日ビルマ民主化活動家のみなさん)

■詳細問合:03-5296-3010, 090-4964-9718(日本語可)

2008年9月10日水曜日

幹部会と有志委員会の様子



8月31日の幹部会と有志委員会

8月31日、幹部会と有志による委員会が行われました。

幹部会報告(巣鴨)
1)会計のチェック体制について
 会計チェックのための担当を会長の権限において任命すべきこと。
2)サイクロン支援募金残りの30万円をどこに寄付するか。
3)支援要請(2件)に関して

有志委員会報告(高田馬場、消費生活センター、13名参加)
1)バス旅行の会計報告(未完)
2)支援検討に関して
3)サイクロン支援募金に関して
4)ダディンジョッ祭りの準備状況

バスツアーのチケット


先日のバスツアーのために作られたチケットです。

2008年8月31日日曜日

平和の翼ジャーナル

在日ビルマ人民主化活動家が発行する雑誌「平和の翼」に、本会顧問である西田先生と本会の活動を紹介する記事が掲載されました。

平和の翼(ブログ版)ウーミンガラー(Mr.祝福)

8月24日役員会報告

8月24日に役員会が巣鴨にて行われました(2時〜5時)。

1)入管に収容されている2人の会員からの支援要請に関して討議
2)バス旅行の振り返り
3)ダディンジョッ祭りの出店に関して

バス旅行

ビルマ難民たすけあいの会が2008年8月17日に開催した日帰りバス旅行の記録ページを作りました。


78人(うち日本人6名)は2台のバスに乗り込み東京、高田馬場を朝7時に出発し、水戸偕楽園、大洗サンビーチを訪れ、夜7時過ぎに帰りました。

詳しい会計報告などはまた後ほど。

8888デモに参加

2008年8月8日東京にて行われた20周年目の8888デモに「たすけあいの会」も参加しました。そのときの様子を以下の特設サイトでご覧ください。コラムの写真をクリックしても見ることができます。

The 20th 8888 Demonstaration (Tokyo, Japan)

2008年8月10日日曜日

次回役員会

次回の役員会は8月24日(日)午後2時から、巣鴨にて開催されます。

8月10日幹部会の報告

8月10日巣鴨にて幹部会議が行われました。以下はその報告。

1)3件の支援申請に関する討議(収容者2名、生活支援1名)

2)前回承認された3人の女性への支援に関して、できるだけRHQなどから長期の支援が受けられるように働きかけること。

2008年8月4日月曜日

バス旅行ビルマ語チラシ


これが巷を騒がしているビルマ語のチラシ。雰囲気があってカッコイイ。

夏休み日帰り旅行のお知らせ

既報の通り8月17日に会で日帰りバス旅行を主催します。

行き先:大洗サンビーチと水戸偕楽園

参加者:会員に限らずどなたでも。定員は90名弱。

参加費:大人9000円。

内容:朝7時に高田馬場出発。午後8時高田馬場帰着。

朝食・昼食・ 飲みもの付き。バスの中でカラオケ歌い放題。ビンゴゲーム豪華賞品あり。

参加費の一部は基金に加えさせていただきます。

ビルマ語で作った案内があちこちで貼られているとのことです。

会員支援No.4〜No.6

7月27日の役員会で決定した3件の支援とその内容。

No.4
病気のため働けない女性。3ヶ月間毎月1万円の支援。

No.5
病気のため働けない女性。3ヶ月間毎月1万円の支援。

No.6
病気のため働けない女性。3ヶ月間毎月1万円の支援。

7月27日役員会

7月27日の役員会の報告。

1)支援決定システム
会長、副会長2名、事務局2名、会計、役員2名からなる支援部会が、申請を検討し、役員会に提出。役員会が最終決定権を持つ。

月1回の役員会に間に合わない場合は、緊急支援とする。しかしこの緊急支援には保釈金の支援は含まれず、死亡、事故、入院などのケースに限る。緊急支援の場合は、会長、事務局、会計の三役に決定権がある。

2)部会の設置
以下の7部会の設置と各部会の責任者を決定。
支援部会、広報部会、運営部会、組織部会、社会活動部会、規約部会、資金調達部会。

3)支援決議
先日の幹部会議で討論された3件の支援申請を決議。

4)次回の役員会
8月10日午後5時から9時まで(高田馬場)
8月31日午後5時から9時まで(高田馬場)

7月27日役員会写真



7月27日、巣鴨にて開かれた役員会の様子。

7月20日幹部会議

7月20日に幹部会議が行われました(巣鴨)。支援申請検討を中心に議論を行いました。

支援申請3件

1)女性。病気のため働けず。
2)女性。病気のため働けず。
3)女性。病気のため働けず。家賃の問題。

民主党パーティ2008政権交代

7月14日に東京、ホテルニューオータニで行われた「民主党パーティ2008政権交代」に本会会長の大瀧さんが参加しました。

出席の機会をくださった中川正春議員とカチン民族機構(日本)のマリップ・センブさんに感謝申し上げます。

会長によれば5000人もの参加者のあったパーティは身動きも取れないほどの盛況だったそうです。

ビルマ関係、入管関係のイベントではよく民主党の方にお会いします。

会場では食事も食べずに、鳩山由起夫さんをはじめとする国会議員の方々に「たすけあいの会」の説明をし、案内を手渡してくださったとのこと。お疲れさまでした。

2008年7月16日水曜日

夏休み日帰り旅行(第1報)

8月17日に大洗海岸と水戸偕楽園への日帰りバス旅行を計画しています(高田馬場早朝出発)。参加費は大人1万円、子ども3千円になる予定。朝食・昼食・飲みもの付き。バスの中でカラオケ歌い放題。参加費の一部は基金とさせていただきます。会員以外でも参加できます。定員は90名程度。詳しくは後日お知らせします。

会員支援No.3

品川に収容中の男性の仮放免のための保証金30万円のうち15万円を貸与。男性には妻と9ヶ月の息子がおり、妻は育児のため働くことができないため、生活のためできるだけ早く釈放される必要があった。釈放済み。

会員支援No.2

入管に収容されていた男性の保証金30万円のうち15万円を貸与。釈放済み。3ヶ月後から返済予定。

幹部会議報告

7月6日と13日に、会長、副会長、事務局、会計ら幹部による会議が行われました。

7月6日の幹部会議
・支援要請の検討
・基金管理の方法について
・部会の設置とその種類
・保証金を貸与する場合
会員の仮放免の保証人の同意が必要。会員が貸与した額を返済するまでの間、保釈時に入管より渡される保証金の受領証書を本会が担保として預かる。

7月13日の幹部会議
・夏の日帰り旅行について(バスの手配、弁当、飲み物、チケットなど)
・部会設置に関して
・支援の決定方法
会員からの申請があった場合、まず幹部会で支援の可否、支援内容について議論し、役員会に支援案を提出。最終的な決定は役員会(月1回)で行われる。支援を決定する役員会には、会員の個人情報を守るため、役員以外のものは参加できない。

緊急を要する支援の場合は、会長、事務局、会計の3役で決定する。

サイクロン被災者支援金

東京日本語学校(ナガヌマスクール)で日本語を学ぶ学生のみなさまより、ビルマのサイクロン被災者への救援金として11万 2千円のご寄付をいただきました。心から感謝を申し上げます。

東京日本語学校のウェブサイト

世界難民の日

「世界難民の日’08全国リレー・東京集会」(JICA地球広場)に「たすけあいの会」も参加しました。

本会会計監査の魚住さんが運営に携わり、また本会副会長のカンダ・アウンリーさんが難民の現状を訴えるスピーチを行いました(いずれテープ起こしする予定です)。

民主党の今野東議員は、日本の難民政策の最大の問題は入管政策とし、不法滞在の取り締まりと難民保護という入管が直面している矛盾を指摘されました。

BRSAセミナーでお世話になった山村淳平先生は講演で、ロヒンギャー難民キャンプでの活動にも触れられ、また日本の難民認定法は難民不認定法であると指摘されました。

神 奈川大学の阿部浩己先生は、国際的な視点から難民問題を論じられ、「国際的基準」の重要性を指摘されました。難民問題とは構造的なものであり、欧米での難 民受け入れの減少が、アジア(日本)への難民の移動をもたらしている、つまり日本の難民申請者の増加は一過性のものではない、との分析は興味深いものでし た。

会場では「たすけあいの会」のパンフレットを配らせていただきました。また募金箱も設置させていただきました。

今野東議員

カンダ・アウンリーさん