最新ニュース

BRSAはネーミョージンさんの釈放を求めます!
  
  BRSAが捉えた  ネーミョージン,逮捕の瞬間
      
           連行されるネーミョージン

           法廷のネーミョージン

2014年1〜3月の活動報告
を掲載しました。

4月の予定
4月6日  ミンウーさんのための法要・月例会議
4月13日 ビルマ水掛け祭りに出店(日比谷公園)

2009年11月28日土曜日

第2回ワークショップのお知らせ

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・‥‥……╋   

 ■□在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA) ワークショップ□■

   聞くことからはじめるビルマ難民ソーシャルワーク

   第二回「在日ビルマ難民の労働と家族」

╋…‥‥・・・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

難民は海の向こうの遠い世界の出来事だと思っていませんか?

あなたの隣にも難民はいます。

昨年の日本での難民申請者は1599人です。

うち979人はビルマからの申請者です。

彼らはなぜビルマから逃れ、日本でどのように生活しているのか、

また日常生活でどんな問題に直面しているのか。

直接ビルマ難民と話してみませんか?

■ 内 容:少数のグループに分かれ、ビルマ難民を囲んで話を聞きます。 

  労災や病気になり働けなくなったビルマ人

  日本で家族を持ったが不安定な生活を送らざるをえないビルマ人

  が話し手として予定しています。

■ 日 時:12月13日(日)午後2時~午後4時半

■ 場 所:南大塚地域文化創造館 第一会議室(東京都豊島区南大塚2-36-1)

      JR山手線大塚駅南口下車 徒歩約5分

      地下鉄丸の内線新大塚駅 徒歩約8分

  地 図:http://www.toshima-mirai.jp/center/e_otsuka/index.html

■ 言 語:日本語       ■ 対象:ビルマ問題・在日難民問題に関心のある方

■ 定員:25名(要申込)    ■ 参加費:資料代500円   

■ 主 催: 在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA)

(BRSAは2008年に日本で暮らすビルマ難民のセーフティーネットとして、在日ビルマ難民と日本人によって設立されました。入管面会を通じての難民申請の手伝いや仮放免に伴う保証人・保証金の準備、病気時の見舞い金の拠出、法律相談などを主な活動としています。ビルマ人会員数約400人。)

■ 問合せ:中野(BRSAワークショップ担当)

e-mail:brsa_workshop@hotmail.co.jp

2009年11月5日木曜日

BRSAセミナーのお知らせ

BRSAは11月22日にセミナーを開催いたします。ふるってご参加ください。

主な内容

・「難民認定申請の最新情報」(熊澤新さん)

・「どうしたら難民であることが日本人に伝わるか」(副会長・熊切拓)

・活動報告等

日時:11月22日午後5時半〜9時
場所:生活産業プラザ8階多目的ホール(池袋)
参加費:無料

2009年10月16日金曜日

ビルマ国籍者収容状況

「品川で男性収容者が減る」

東日本入国管理センター(牛久)
女性 3名
男性 15名
合計 18名

東京入国管理局(港区)
男性 少なくとも44名
女性 少なくとも19名
合計 少なくとも63名

《男性収容者:各ブロックの状況》
Aブロック 5名
Bブロック 5名
Cブロック 7名
Dブロック 不明
Eブロック 8名
Fブロック 6名
Gブロック 不明
Hブロック 6名
Iブロック 7名

大村入国管理センター(長崎)
男性 2名

3つの収容所の合計
女性 22名
男性 61名
合計 83名

2009年10月16日現在

2009年10月14日水曜日

中央執行委員会

10月11日中央執行委員会が巣鴨にて行われました。主な議題は次の通り。

牛久・品川の収容者の状況。
ワークショップの準備状況。
11月開催予定の集会の会場と内容。
正月のバス旅行について。
NICEのプログラムへの参加者について。

2009年10月7日水曜日

ダディンジュ祭

10月4日大山駅商店街で行われたダディンジュ祭にBRSAも出店しました。販売したのは豚の耳いためビーフン、ベイッ風デザート、フルーツ盛り合わせ。はじめての場所ということもあり、大きな利益は出ませんでしたが、みんなで頑張ってお祭りを盛り上げました。

追悼集会に参加

9月27日(日)に15時〜18時にかけて開催された「追悼集会〜サフラン革命2周年記念・長井健司さん三回忌にあたって」(渋谷・国連大学前)にBRSAも参加いたしました。

2009年9月30日水曜日

収容者の総数 明らかに

「収容者総数111名」

BRSAの面会部長を中心とする会員(収容者を含む)の働きにより、品川の収容者のかなり正確な数が出てきました。

東日本入国管理センター(牛久)
女性 3名
男性 14名
合計 17名

東京入国管理局(港区)
男性 74名
女性 18名
合計 92名

大村入国管理センター(長崎)
男性 2名

3つの収容所の合計
女性 21名
男性 90名
合計 111名

2009年9月30日現在

2009年9月28日月曜日

BRSAワークショップのお知らせ

□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA) ワークショップ
      聞くことからはじめるビルマ難民ソーシャルワーク
  第一回「証言・軍事政権下での生活と民主化デモ〜ビルマ難民の原因」
                                                    ■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
《貴重な機会です。ぜひぜひ足をお運びください!》

難民支援は、当事者がどのような事情で難民となったか、あるいは現在、日本
社会でどのような困難に直面しているかに耳を傾けることからはじまります。
今回の連続ワークショップではこの「聞く」という活動に焦点を当てます。

第1回では難民が発生した原因のひとつである1988年8月8日の民主化デモと軍
事政権下での生活について、日本に住むビルマ難民が直接語ります。彼ら・彼女
たちの生の声を聞くことから難民支援を経験してみませんか。(第2回は日本で
の生活、第3回は入管での収容体験を取り上げる予定です。)

■ 内 容
ビルマ難民を産み出す状況と難民支援に関する短い解説の後、少人数グループに
分かれて、ビルマ難民から直接話を聞きます。

■ 日 時:10月18日(日)午後6時〜午後8時

■ 場 所:南大塚地域文化創造館 第一会議室(東京都豊島区南大塚2-36-1)
      JR山手線大塚駅南口下車 徒歩約5分
      地下鉄丸の内線新大塚駅 徒歩約8分

  地 図:http://www.toshima-mirai.jp/center/e_otsuka/index.html
■ 言 語:日本語
■ 参加費:資料代500円

■ 定員:25名(要事前申込)
■ 対象:ビルマ問題・難民支援に関心のある方

■ 主 催: 在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA)

■ 問合せ Email:brsajp@yahoo.co.jp

ダディンジュ祭り

BRSAは今年もダディンジュ祭に出店します!

ビルマの伝統的なお祭り、ダディンジュ祭が今年も開催されます。今年の主催は昨年までのNLD-JB(LA)ではなく、お坊さんの団体となり、また開催地も変更となりました。

BRSAが今年販売するのは、ビルマのデザート。ベィッ地方の名物だそうです。

ダディンジュ祭
日時:10月4日
場所:大山駅商店街(東武東上線大山駅)
時間:午後1時半から6時まで

2009年9月27日日曜日

新たな試み

品川入管での収容者の急増に伴い、BRSAは収容者の情報を迅速かつ効率的に収集するため、収容者のネットワークづくりという新たな試みをはじめました。

品川の収容所は人数も多く、また出入りも激しいため、ビルマ人収容者の数を正確に把握することはつねに困難でした。

BRSAでは不定期に収容者の数を発表していますが、これもその時にわかるかぎりの数で実際にはそれよりも多くのビルマ人収容者がいることは確実です。

そこで、BRSAは入管に収容されている会員に入管内のビルマ人の数を報告してもらうネットワークを構築することにしました。

収容所内は男性は12、女性は4のブロックに分けられ、各ブロックには3から16の部屋があるそうです。BRSAはそれぞれのブロックにいる会員にお願いして、そのブロックにいるビルマ人収容者数・名前を毎週、電話あるいは面会時に報告してもらおうと考えています。

収容者が増えたため、面会そのものすら思うようにいかない現状であり、果たして成功するかどうかもわかりませんが、このネットワークがうまく働けば収容所内の様子ももっとはっきりわかるようになるかもしれません。

西田先生の活動休止

すでに西田先生がご自身でお書きになっていますが(U MINGALARのつぶやき503)、9月の会議をもって、BRSAの活動を1年間お休みされることになりました。今後も顧問として相談に乗ってくださるとのことですが、会議やイベントには参加されないとのことです。

役員・会員一同心より感謝を申し上げます。先生にとって実り多い1年でありますように。そして、1年後もまたよろしくお願いします!

俺たちだけじゃない

9月26日の会議に参加したある日本人が役員たちに、会議の最中に自分の写真をできるだけ撮らないでほしいと頼みました。

その理由はもちろん、今後ビルマに行く時に問題にならないように、です。つまり、民主化運動とかかわる日本人はしばしばビルマ大使館からビザを認められないことがあるのです。

これを聞いていたある役員。

「そうか、軍事政権を怖いのは俺たちだけじゃないんだな。日本人も怖いんだ・・・・・・」

(ひょっとしたらこの言葉はぼくの聞き間違いで、本当はこうであったかもしれません。

「そうか、軍事政権が怖がっているのは俺たちだけじゃないんだな。日本人も怖いんだ・・・・・・」)

9月の執行委員会

9月27日の執行委員会報告

出席者:17名

時間:午前11時〜午後2時

主な内容
1)各部長の報告
事務局
広報部長が収容されているためビルマ語ブログの更新が止まっている。早急に対策を講じるべき。
品川で収容者が急増。半分近くが会員。
長崎の大村収容所に送られた2人のビルマ人も会員。
大村収容所で綿花活動を行っている現地の団体と連絡を取り、仮放免の申請を行う。(担当:ウ・テインリン)

事業部
夏のバス旅行の会計報告まだ作成できず。副会長アウンソーモーが代わりに行う。

組織部
9月現在の会員数は385名。8月の会員数は372名なので13名増。
8月の会費収入は14万8千円。会費徴収率をあげること。

副会長(熊切)
会員名簿の作成が進んでいない。
国際ボランティアNGOのNICEとの協力関係について(ダディンジョ祭など)。
BRSAワークショップについて。

2)入管収容者ネットワークづくりについて(担当:クンゾウトゥッ、ウ・テインリン)

3)入院し手術を受けた会員に対する見舞金3万円の決定。

4)事務所に関して
選択肢は①会議のできる事務所を借りる、②事務作業だけの狭い事務所を借りる、③現在使わせていただいている巣鴨のマンション管理室を正式に借りる(月4万円。だたし使えるのは日月のみ)、④事務所は借りずに専従のスタッフを雇う。

③の案に決定。

事務所準備係として会長・副会長(2名)。

5)保証金貸与の返却。連絡先のわからない人もいる。

6)11月に集会を開催予定。

7)西田先生からの挨拶(1年間の活動休止)。

執行委員会の様子

9月27日に巣鴨で行われた中央執行委員会の様子。

2009年9月25日金曜日

「批評しても・・・」

現在品川に収容中のBRSA役員のエーナンダーアウンさんから、素敵なイラストのついたお手紙を9月19日にいただきました。右側の列にある笑っている女性がそのイラストです。

エイナンダーアウンさんが外に出るまでの間、BRSAのマスコットとして活躍していただきましょう。

手紙には彼女が日本語に訳した詩が入っていました。ビルマ人のお坊さんの詩だそうです。彼女は手紙で、訳には間違いが多いかもしれませんと書いています。確かに文意の通じない点もありますが、ほぼそのまま掲載させていただきます。

批評しても・・・

遠慮会釈なく言われた
命中が激烈だ
耐え難い
強い武器みたい

褒めてくれる声が
伝えられれば
本当にしあわせ
嬉しさもひとしお

自分に関して
悪い噂されれば
耳にも苦しくて
センタンみたいって

耳や目や
口も持ってる人間
彼女の見解
彼女が勝手に言ってるのを
どうやって止められないの

とにかく批評されても
受ける自分の気持ちは
清らかな感じで
動揺せずにね

神様のお話があって
あなたがくれても
私はもらわなければ
あなたに戻るんだよって

周りの批評
避けるのが難しいよ
無視して受け取らなければ
もう順調だよね


パネルディスカッション

9月25日日本外国特派員協会(有楽町)で行われたパネルディスカション「ビルマの2007年サフラン革命 —立ち上がった僧侶たちの今」に、本会顧問の根本敬先生がスピーカーとして出席されました。

他のスピーカーはバーティル・リントナー (ジャーナリスト)、デービッド・マティソン (ヒューマン・ライツ・ウォッチ ビルマ調査員)、ティン・ウィン(在日ビルマ市民労働組合代表、ビルマ国民民主連盟NLDメンバー)です。

このパネルディスカッションはヒューマンライツ・ウォッチの報告書『僧侶たちの抵抗:ビルマの仏教と改革運動』の発表とあわせて開催されるもので、バーティル・リントナーさんはその執筆者です。

パネルディスカッションの内容はといえば、やはり、制裁一本槍から「制裁と関与」へという米国の対ビルマ政策の方向転換が大きな話題となりました。

牛久でのハンガーストライキのお知らせ

牛久入管に収容されているBRSAのメンバーを含む11人の在日ビルマ難民より、ハンガーストライキのお知らせが届きました。以下、9月22日付けの声明文を適宜引用してご紹介いたします。

「茨城県牛久市久野町にある東日本入国管理センターに収容されているビルマ人難民認定申請者有し11名は、前回(9月18・19日)に引き続き、来る9月26日午前0時から27日午前0時までの24時間ハンストを平和裏に実行します。」

ハンストの意義
①2007年9月26・27日のサフラン革命を残虐に弾圧した軍事政権に対する抗議の表明。

②アウンサンスーチーさん、僧侶たち、888世代学生指導者たち、少数民族指導者たち、政治囚たちの即時釈放を求める。

「このハンストを実行することを世界中の平和,公平、民主主義、人権を尊重する方々に、氏名を明らかにし、家族への迫害を恐れることなく強い決意で表明します」

「東日本入国管理センター在住ビルマ人難民申請者有志一同(カッコ内は部屋番号)
1− モーアウンアウン(9Aー105)
2− ラソーウー(8Aー108)
3− アウンカイタン(8Aー113)
4− アウンミッンウイン(1Aー102)
5− トンネーウィン(3Aー104)
6− ソーモー(3Aー106)
7− チョーナイン(8Bー206)
8− ソーウイン(1Bー204)
9− テッナイントン(1Bー203)
10−ジンミンウー(1Bー205)
11−テイントン(1Aー101)

〒300−1288 茨城県牛久市久野町1766 東日本入国センター内
                                代表 モーアウンアウン」

(実名を公表するのは異議のあることかもしれませんが、声明に記された当事者の意志を尊重いたしました。)

2009年9月22日火曜日

ビルマ国籍者収容状況

「急増、そしてより厳しく」

ここ2週間ほどの間に、ビルマ難民の収容者は急増し、また収容も長期化の様相です。すでに先週の金曜日に2名のビルマ難民が長崎の大村収容所に送られました(うちひとりはBRSA会員)。ビルマ難民に限っていえばこれはしばらくなかったことです。

東日本入国管理センター(牛久)
女性3名
男性17名

東京入国管理センター(品川)
男性 少なくとも45名
女性 少なくとも15名
品川は把握している収容者のみ。100名以上収容されているのではないか、との情報もあります。

2009年9月20日現在

2009年9月11日金曜日

8月23日のデモの様子

8月23日に恵比寿で行われた、アウンサンスーチーさんの釈放を求めるデモ行進の様子です。


2009年8月28日金曜日

衆院選に寄せて

ダズィンモーさんから選挙への思いを語る投稿をいただきました。
ありがとうございます。これを読んだら選挙に行きましょう!


今、日本で選挙が行われています。国民が自由に選択して、投票することができます。国民が政府に 支持するか、反対するか自由に決めることができます。人権が完全に守られているということでしょう。それを見るのは、羨ましくてたまりません。

その日本と比べて祖国ビルマのことを思い浮かべると、とてもつらく悲しくなります。政権を奪取した軍事政権の弾圧を国民が受けるようになっています。国民が自分達のための政府を自由に選ぶ機会もないし、自由に投票することもできないのです。軍事政権が自己の権力を安定させるために、国民の皆が支持し、期待している指導者スーチー氏にも軟禁、監禁など、いろんな方法を使って国民の前に姿を出せないよう圧迫を加えているのです。政権を保持するだけのため、そして自己の利益だけのため国民を弾圧し、残酷な行政をして、自らの権力に陶酔しているこの軍事政権のために、国民は生活が安定せず、生命さえ安全ではなくなって、国境へそして他国へとあらゆる方法で逃げ出すようになったのです。一方、国に残された国民も不公平とは分かっても武器で弾圧している軍事政権には対抗できないでしょう。

不公平だからといって、どれほどころがるように号泣しても、どんなに耐えて苦しんでも、今はどのようにも対抗できないのです。今の軍事政権に反対するには、自分の人生のすべてをかけ生命さえ捨てる覚悟が必要です。人間として生まれたからこそ、人間らしく、人権ぐらいは最低として必要だから、それを渇望するのは当然のことでしょう。

…………………………………

ダズィンモー

2009年8月24日月曜日

BRSAスペース開催

8月28日午後1時から3時半までの間、東京高田馬場にある新宿区立新宿消費生活センター分館(地図)の第3会議室にてBRSAスペースを開催いたします。

BRSAスペースでは、BRSA役員が常駐し、会員からの相談を受け付けます。また、会員でなくても、BRSAやビルマ難民について知りたい方もどうぞおいで下さい。

BRSAスペースは試験的に毎週1回、平日の午後に開催していく予定です。

国際支援NGO

8月24日午前、とある国際支援NGOよりご連絡をいただき、代表の方と、どのような協力が可能かについて協議しました(本会会長、副会長、事務局長)。とても大きなNGOで、活動も充実しているようにみうけられました。今後、BRSAに集うビルマ難民たちの視野が広がるような活動に結びつけることができればと思います。

夏のバス旅行の反省点

8月9日に行われた房総バス旅行の反省点(8月16日中央執行委員会、8月23日の執行委員会から)。

1)参加者が少なかった。大型バス1台で間に合う人数(54名)。

2)暑い盛りに手料理を振る舞うのは、衛生上問題がある。

3)人数が少なかったため、料理が大量に余った。

4)これは出発直前まで、正確な参加人数が把握できなかったことによる。

5)今回はとにかく誰が全体を把握しているのかが分からなかった。各部の連携強化を。また責任者を明確にする。

6)バスにBRSAのネームプレートがなく、別の会社の名前になっていた。

7)外で料理を配る際に、場所を貸してもらっていた海の家とトラブルになった。同じようなトラブルは正月のスキー旅行でもあった。昼食を持参することの可否を含めて論ずるべき。

8)バス車内で会長挨拶や自己紹介がなかった。

9)8888デモの翌日であったため、参加する人が少なかった。

10)参加数が少なかったのは、口約束で参加表明した人も数に入れていたから。実際にチケットを買った人だけを数えるべき。

11)頼みにしていた参加者グループの中心人物が急に収容されるなど、予見できない要素もあった。

12)バスの中のビンゴゲームでお金をかけることは厳禁。

13)今回は海水浴場選びが難航した。条件に合う海水浴場を調べても、実際には行かなければ分からないところもある。ビーチの広さの点では昨年の大洗海岸のほうがよかった。フラティントゥン、マウン・ゾウトゥン、フラミョー各役員が、2日前に実際に海水浴場にまで足を運んでくれたおかげで、今回は上手くいった。

14)2台のバスで90名という人数を受け入れることのできる海水浴場は多くない。バス1台分に限定すべきか。

執行委員会報告

8月23日巣鴨にて執行委員会が行われ、約18名の役員と会員が出席しました。
議題となった主な項目は以下の通りです。

1)品川に収容された役員への支援と、職務の代理について。

2)バス旅行のふりかえり。会計報告は未提出。今回の反省点は記録に残して次回に行かすこと。

3)バス旅行の収益が少なく、また秋のダディンジュ祭も中止の可能性が高く、収益はさらに期待できない。予算の見直し。

4)今回のバス旅行の準備では組織の力を十分に発揮することができなかった。各役員の協力関係を見直す。

5)会の現況報告
会員数374名。
先月より23名増加。
全会員のうち連絡の取れない者が72名。→連絡を取り、継続か脱会かの意思確認。
会費の納入率は5割程度か。→早急にはっきりさせること。

6)初回の会費納入をこれまでの一ヶ月分+500円(メンバーカード代)=1500円から、3500円(3ヶ月分+500円)に変更。はじめの月の会費だけ支払って、メンバーカードをもらい、その後活動に参加しない人がいるため。

7)牛久収容者の3人の支援器要請に関して。

8)毎週1回どこかの会場を借りて、会員の相談受付、事務作業などに当てる。

9)毎月1回日曜日に新入会員に対するオリエンテーリングを実施する(副会長担当)。

10)ビルマ難民入門講座の準備。

ビルマ国籍者収容状況

ビルマ国籍者収容状況を更新いたしました。近頃増加気味です。また収容も長期化の様相です。収容者の中にはBRSAの会員も多く含まれています。

東日本入国管理センター(牛久)
女性3名
男性15名

東京入国管理センター(品川)
男性 少なくとも32名
女性 少なくとも13名

2009年8月23日現在

2009年8月19日水曜日

21回目の8888に寄せて〜永遠に片付きはしない

会員のダズィンモーさんより8888民主化運動21周年に寄せた感動的な文章をいただきました。8月8日にあわせていただいたのですが、遅れてしまい申し訳ありません。若干の日本語を訂正したほかは、ほぼそのまま掲載させていただきます。

1988年8月8日(21周年記念日)

ビルマは独立を果たしたあと、平和な時代が来ました。平和的にあらゆる方面から発展するように、間違いをおかすことなく努カした総理大臣ウー・ヌの時代です。みんな平等で、なんの心配もなしに暮らすことができました。

その平和な時代が壊れ始めたのは1962年3月2日、ネーウィン将軍による国家評議会が政権をとるようになった時代からです。1962年、政権を奪取した後に、大きな工場とか、富裕者たちの所有している物、工場、家、土地、建物などを「国有財産」と名付けて、不正に奪いとってしまいました。奪いとられた人達は、余りのショックに気が狂いそうになったそうです。ネーウィンの行政は、このように国民の涙、国民の生活が崩れることで始まったのです。
 
ネーウィンの悪政はそれだけにはとどまりませんでした。学生たちが、公正な行政、真実を望んで平和運動を行っていましたが、そんな学生達を、治安軍隊を出動させて残酷に殺したり(1962年7月7日の事件)、学生連合の建物を地雷で破壊したりして、大学生たちを酷く圧迫したのです。そして、国の発展のためには欠かせない主要な研究所にいる学識がある人たちを圧迫し、それに抗議する知識人を逮捕して、刑務所に入れてしまいました。そんな政府のやり方を受け容れられない国民たちはあらゆる方法で国外へ逃れるようになっていきました。国内に残った国民には武力で弾圧して統治しました。

一つの国の一番大切なものが教育です。教育が進歩すると国民の道徳、社会制度、医療など各方面が進歩していくのです。国の一番主要で基本的な教育を破壊してしまったことで、現在は最悪な状態になってしまいました。

ネーウィン将軍の国家評議会が政権を奪取した1962年から26年間、彼は国の財政や天然資源などを自分たちのグループのために利用したのです。一方国民に対しては弾圧して統治しました。榷威をふるう軍隊幹部たちは、自己の利益を図るだけでした。ビルマの金銭を、世界中のどこの国の金銭とも交換可能にするために世界銀行に預けてある金塊を我がものとしたために、今ビルマの国内に流通している金銭は国際的には通用しない、ただの色を塗った紙くずになってしまったのです。

26年間、長期にわたって軍に管理された社会、経済、医療、教育各方面は悪化していきました。様々な方法で弾圧されていた国民たちの不満や怒りは抑えきれない状態まで高まっていて、工科大学生達と文理科大学生達が先頭にたって学生運動が始まりました。この学生運動に対する弾圧は酷いものでした。1988年3月16日に象徴的な事件が起きました。大学の近くにある「白い橋」で治安軍隊が学生達に攻撃をしました。学生達の多くが殺され、その「白い橋」は犠牲者の学生達の血で、まっ赤に染まり、この後は「赤い橋」と呼ばれるようになったのです。それからも、弾圧はさらに続き、真実の民主主義を要求する平和的なデモの一番前から順番に平和運動の学生たちを捕え、殺すなど状況はとても悪くなっていきました。

そして、最悪の警告がネーウィン自身の声でテレビから流れてきました。それは私の胸のなかを今でも忘れられないほど苦しめる演説でした。「国民が集まって、集団で、騒いだら、もう今度は銃を上に向けて発砲しませんよ、次は前へまっすぐあなた達の胸に向けて発砲します。」国の最高指導者は、国民を自分の奴隷のように考え、武器を頼りに暴力で従わせようとしているのです。

1988年8月8日 最も大きい民衆運動、大規模デモ

1962年から始まった運動の波は潔白な学生たちが殺されたことでより大きくなりました。辛抱しきれない国民、僧侶、学生たちが民主化を要求し、ビルマ最大の民主運動8888運動が起きたのです。1988年8月8日の記念すべき最も大きい民衆運動、大規模デモでした。このデモは無垢な学生達、国民たちのたくさんの生命を犠牲にして終わりました。ネーウィンの行政は、この1988年の民衆運動が終わるまで、話しきれないほどの酷い卑怯なやり方でいっぱいでした。

ネーウィン将軍の配下の軍隊が、ネーウィン将軍にとって代わって国の権力を掌握して、ネーウィンの26年間の独裁政治が終わり、軍閥政治へと変わって現在に至っています。しかし、弾圧の政治は続き、学生、僧侶たちの運動は血が流れるようになり、デモは静かになっていきました。しかし、表面では終わったように見えますが、彼らの心の中の叫びは終わっていないのです。

同じミャンマー国民なのに、一方は武器をとり片方はそれに苦しんでいます。日ごとに国民の生活は苦しくなってきています。私はとても悲しく思います。

国民はこわがり、心配しています。貧しい生活は良くなりません。国民の正当な榷利の要求に対して政府は何も答えてくれません。まして、そのような運動に対して弾圧を加えようとするのはもうそろそろ止めるべきではないでしょうか。

国のために尊い命を捧げた、私の先輩である学生や僧侶の皆さまのために、この日を忘れてはならないし、あの人たちに代わって私なりにできるだけ―生懸命やろうと思っています。

真実の民主化のため生命を犠牲にした兄弟学生達の皆さまにこの文章で謹んで敬意を表します。もう21周年になりましたが、国民の皆さまと私の胸の中にどうしても抜き取れない苦しい悲しみがあったことを忘れたくないのです。私なりにできるだけ―生懸命やろうと決意します。

真実の民主化のため、生命を犠牲にした兄弟学生たち、国民たちとともに、人生をかけて投獄されて、弾圧されている政治犯兄弟たちにこの文章で謹んで敬意を表します。

特に、私の人生の中で、1988年のビルマ最大の民主化運動の出来事は一生忘れないでしょう。その1988年大規模デモで私の先輩である学生達、私の友達が殺されたこと、そして私自身も目撃した学生達を残酷に殴り殺していたことなど、全てをどのようにも忘れないのです。私達がその時に皆で唄った一つの歌がありました。皆もその歌を忘れないと思います。私も今までその歌を唄うたびに、涙が止まらないのです。

Kabar Ma Kyay Bu

永遠に片付きはしない


私達の血で記録した歴史

革命


民主闘争のまっただ中で戦死した


ホー、勇士皆、全員


志士達が住んでいる国


勇猛な我々ビルマ国民達


コダォマィン 歴史も野蛮になりましたよ 祖父


タキンアウンサン 国も血で汚れるようになったよ 父親

ホー、平気でやっているでしょう

道路の上に国民の死体


積み重なって崩れてゆきます


兄弟姉妹たち


道路の上、流れた血がまだ乾かない


思い迷わないで


民主闘争のまっただ中で戦死した


ホー、勇士皆全員みたいに


独裁者達に(向って)革命運動します


愛国心のある我々志士達


永遠に片付きはしない


。。。。。。。。。。。。。。。。

ダズィンモー

中央執行委員会

8月16日中央執行委員会が巣鴨で開かれました。主な議題は次の通り。

1)バス旅行の振り返り
楽しかった。
人数が少なかった。料理が余った。
準備の段階で責任者がはっきりしていなかった。そのため参加者の把握ができず、結果として少なくなってしまった。

2)事務局と各部の連携が取れていない問題について。

など。

2009年8月9日房総バスツアー報告

2009年8月9日、つまり、8888デモの翌日、BRSAは房総を巡るバスツアーを行いました。

今回の参加者は54名。2台の大型バスにはやや少なめの参加者でしたが、それでも十分楽しい小旅行でした。

朝7時に巣鴨を出発し、途中海ほたるで休憩。すると、別のビルマ人の乗ったバスに遭遇。やはり海水浴に行くとのことでした。

9時半には鋸山の日本寺に到着。大仏さまを前に思い思いにお祈りしたり、写真を撮ったりしました。集合写真

大仏さまの脇のベンチを利用して、ビルマ仏教式のお供えの台を設けます。果物を中央に置き、両脇には花が飾られています。

これは、軍事政権の迫害により倒れた民主化活動家たちへの追悼のお祈りを捧げるためのもの。参加者一同ひざまずき、手を合わせてお祈りを唱えました。


日本寺を出て、勝浦市の守谷海水浴場に向かいます。12時前に到着し、早速役員・会員たちが徹夜で作った昼食(鶏肉のカレー、豆のスープ)が振る舞われました。


昼食後は海水浴タイム。みんな思う存分海を満喫しました。


5時に海水浴場を出発し、途中再び海ほたるで休憩・買い物。巣鴨に到着したのは夜の9時過ぎでした。みなさんお疲れさまでした!

バス旅行の様子は次の①〜⑩をクリックしてご覧ください(BRSAアーカイブズにリンクしています)。

         

        
(各5枚ずつ写真があります)

2009年8888デモ に参加!

2009年8月8日、21年目の8888民主化運動記念デモにBRSAも参加いたしました。当日は1200人ものビルマ民主化活動家が集い、五反田からビルマ大使館近くの公園まで行進しました。

デモの様子は次の①〜⑩をクリックしてご覧ください(BRSAアーカイブズにリンクしています)。

          

        

(各5枚ずつ写真があります)

BRSAアーカイブズ

BRSAアーカイブズという名で新たなサイトを立ち上げました。BRSAアーカイブズにはこれまでBRSAブログで発信してきた文書・記事や写真記録がまとめてあります。

また、第2回総会資料なども閲覧することができます。

2009年7月29日水曜日

ティンウィン(東京)さんの詩

会員のティンウィン(東京)さんから「希望の花」と題した詩をいただきました。この詩の中の祈りを水とする比喩からは、日本でもかつて日蓮が信仰を水に喩えたことがあるのが思い出されます。


希望の花
公園の花壇に

色とりどりの花が 咲いている

誰かが 種を まき

誰かが 水を あげるから

赤や青、黄色や緑

水を もらって お花達は 嬉しそう

それを 見る 大人も 子供も 嬉しそう

やがて 誰かが 花壇を こわし

水を もらえない 花達は 枯れてゆく

私達の 花は スーチー氏

スーチー氏が 笑うと 私達も嬉しい

スーチー氏の 花は 私達

私達が 笑うと スーチー氏も嬉しい

やがて 誰かが スーチー氏を連れ去り

スーチー氏の 姿が 見えない私達は 悲しんでいる

哀しむ 私達を見て スーチー氏は 枯れてゆく


皆で 笑顔を 取り戻そう

私達が 笑うと スーチー氏は嬉しい

スーチー氏が 笑うと 私達は喜ぶ


心の中に 祈りという 水を 持とう


世界の すべて


遠い 遠い 果てまで 願い声が届くよう


私達の


祈りと 笑顔という 水は


スーチー氏に 届くだろう


そして また


大きな花が 咲くだろう


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

ティン ウィン(東京)

7月の執行委員会

7月26日、執行委員会が巣鴨にて行われ、BRSAセミナーの反省、執行委員会のあり方、新プログラムなどが討議されました。


2009年7月18日土曜日

ビルマ殉難者の日

第62回のビルマ殉難者の日にあたり、
会員のティンウィン(東京)さんが寄稿をしてくださいました。ありがとうございます。


2009年7月19日は
62周年の烈士日(ビルマ殉難者の日)です。


1947年7月19日にビルマ独立の父親アウンサン将軍とともに6名の指導者たちが暗殺されてしまったのです。祖国ビルマのため生命まで犠牲にしたアウンサン将軍と、指導者の皆様に哀悼を込めてこの原稿で表彰の意を表します。

私たちが子供のころから毎年この日、時計が午前10時37分を指すと、ラジオから聞こえてくる汽笛を鳴らす音とともに、戦死した指導者の方々に謹んで冥福をお祈りしていたのは1990年ころまででした。

現在は、独立のため生命まで犠牲にした愛国指導者の皆様に敬意を表す追悼会と汽笛を鳴らす機会は失われてしまったのです。それだけでなく子供たちの教育のための教科課程からもこのことが削除されてしまったのは最悪のことです。ミャンマー独立と愛国の歴史をなかったことにしようとしているのは明らかです。

ミャンマー独立の父アウンサン将軍が結成し、国民の生命財産の安全と安心を守ってくださった国軍、そしてこれに対し、現在の軍事政権の身内のグループだけが繁栄し、それに反対する国民と僧伽を殺している軍隊は非常に異なっています。独立と愛国の歴史を消すのは彼等軍事政権のためには都合いいかも知れませんが 次代の人々、未来の指導者を育てあげることはできません。

ネーウィン将軍による国家評議会が政権をとるようになった1962年代から政府は、豊富な天然資源、国の財政、それにもまして大切な教育までも打算的に利用して、現在は国民の生活のレベルやさまざまな保険制度まで悪化しているのは 国際的にみても明らかなことです。

ネーウィン時代から始まって、今ふたたび強固になった軍事政権の軍隊は、世界の仏教国の中でも 特にすぐれている僧侶まで捕えて殺すようになってしまいました。私を含めたミャンマー国民の皆さんの心の中を苦しめているのは、いつもこのことです。

亡きアウンサン将軍は、国民と僧侶みんなに愛され、そしてミャンマーの国と国民のために犠牲になったことが世界的に認めれているのは歴史的に明らかです。

お父さんのように国民みんなに信頼され、そして世界が認める平和の指導者アウンサンスーチーさんによってミャンマー連邦の将来が順風満帆で豊かなもの、平穏なものとなるよう強く願望しております。

戦死した指導者の皆様には、敬慕しつつ、また悲しみとともに謹んで冥福をお祈りします。   

ティンウィン(東京)

2009年7月15日水曜日

第2回BRSAセミナーの写真





質疑応答の様子

第2回BRSAセミナーのご報告

第2回BRSAセミナーが7月12日午後1時30分から5時にかけて巣鴨地域文化創造館多目的ホールで開催されました。

参加者の数は約70名前後でした。

いわゆる「在留カード」の問題、在留特別許可の新ガイドラインといったタイムリーな話題から、日本の難民政策の分析とビルマ難民へのアドバイス、さらにはビルマ難民の歯の健康にいたるまで、非常に充実した内容となりました。

セミナーの主な内容は次の通りです(司会:フラティントゥンさん・事務局長)。セミナーの間中、通訳をしてくださったミャテインさんにはこころから感謝申し上げます。

1)大瀧会長挨拶。

2)西田敦先生(本会顧問)が、「4日前法律が変わった! 仮放免中の難民申請者はどうなる?」と題して、新しい入管難民法と住民基本台帳法について解説を行い、この問題に関するこれまでの本会の取り組みを紹介しました。

2)メイン講演。 講師 ウー・シュエバ・田辺寿夫
今回の講演では田辺先生にビルマ語で語っていただきました。日本社会がどうして難民を受け入れないか、そして日本社会が難民を受け入れるようになるためにはどうしたらよいか、BRSAのメンバーはどうしたらよいのかという問題に関して深いご指摘をいただきました。

田辺寿夫先生と通訳のミャテインさん

以下はその内容の要約です(文責・熊切)。

①日本の難民政策・・・外国からの圧力によってイヤイヤ難民を受け入れてきた。その背景には、江戸時代の鎖国があり、そのため、日本は外国人を容易に受け入れない国となってしまった。

②日本人のアジア人に対する2つの態度。

ひとつは「脱亜入欧」という言葉に代表されるように、自らをアジア人とみなさず、アジア人を軽蔑する態度。これは日本のアジア各国の植民地化に結びつき、ビルマ人に「ファシスト」と呼ばれるまでになった。

もうひとつは、同じアジア人として助け合おうという態度。こうした仲間意識も古くからあった。

③BRSAを含むビルマ難民は、日本人に積極的に話しかけ、ビルマのこと、自分のことを伝えなくてはならない。そうすれば、まず日本人の難民に対する理解が変わり、難民にとって住み良い社会へと変わる。さらに、日本人がビルマの問題をよく理解すれば、それがビルマの変化にも通じる。

そのためには、ビルマ難民は日本のこと、日本語を一生懸命勉強する必要がある。

3)大川秀史弁護士(本会顧問)より、2日前に発表されたばかりの「在留特別許可の新ガイドライン」について説明とコメントをいただきました。急なお願いにもかかわらず、お話しくださった先生に感謝申し上げます。

大川先生

4)副会長、事務局長、各部長による活動報告。

タイ・ビルマ国境の難民の子どもたちへの支援について
モータウッチェ図書館より感謝状をいただきました。


5)在日ビルマ人の多くがお世話になっているカクデンタルオフィスの賀来先生よりご挨拶をいただきました。日本に来てから歯を悪くしているビルマ人が多く、その理由はストレスにあるのではないか、というご指摘は興味深いものでした。

カクデンタルオフィスの賀来先生

6)記念写真撮影をもってセミナー終了。

集合写真

2009年7月10日金曜日

ビルマの母親、スーチーさん

会員のペンネームWin (Tokyo)さんから、アウンサンスーチーさんを主題とした日本人への力強いメッセージをいただきました。

ビルマ語の原文を、別のビルマの方が日本語に翻訳したとのことで、必ずしも完璧な日本語ではありませんが、読んで分からないというほどでもないので、ほとんどそのまま掲載させていただきます。

Win (Tokyo)さんからは別の記事もいただいていますが、それはまた来週にでも掲載させていただきます。どうもありがとうございました。

((((((((((((以下Win (Tokyo)さんの投稿)))))))))))))

輝いている私たちの指導者
力強い ビルマの母親



1988年、お母さんの面倒を見るため帰国した(独立の父アウンサン将軍の娘)アウンサンスーチー氏は、お父さんのように勇敢で、聡明だから国民皆の信頼と愛情を受け1990年5月選挙では国民の82%という支持を貰って勝利を得るようになって、国民の愛される指導者になりました。

スーチー氏の人生は以前は心配なくて充分な人生でした。世界レベル学識者でもあるし、暖かくて楽しい家族もありました。そんな十分な人生全てを放棄して、無法の行政で、不公平に酷く圧迫されている出生地ビルマの苦しんでいる国民皆のため、スーチー氏は人生をかけて、国民皆の前から堂々と、勇気をもって指導しました。命を気に掛けない、人生を放棄する、皆のため犠牲して、人殺す武器が囲まれている中からも、平和で向き合ったビルマの平和の指導者です。

古くて朽ちている年取った家の中で、周りと連絡を切って、閉じ込まれている年は少なからずのことでした。

独裁軍事政権の期間20年の間14年間ぐらい自宅軟禁という不公平に抑制されること。

そして、息子二人と別れているだけでなく、1999年主人の癌で死ぬ前の最期の時に会うことを否定した 軍事政権の卑怯なこと。

自分の主人と最期の会う機会をはっきりと放棄してビルマの国民の方から立場にすること。

自宅軟禁から自由になった少しだけの間でも町、地方へ団結するために出かけた時軍事政権の妨害に会い追われたこと。

2003年5月30日ディペイン暗殺未遂事件で軍事政権が冷酷無残なやり方を使ったこと。

再び軍事政権が陰謀を図って刑務所に入れようと していること。

今は、スーチー氏のため心配してビルマの国民皆が涙を流すようになりました。

スーチー氏を自由になるように祈る声も世界中にも広がっています。

そんな出来事全てを女一人なのに勇気と沈着さをもって今でも軍事政権に向き合っているのは、自分のためではなかったことを世界中が知っています。烈士らしく人生全てを放棄している女であるスーチー氏を完全武装している軍人40万以上で結成した軍事政権は震えて怯えているのはなぜですか。

平和の母アウンサンスーチー氏には他の何処にも見られないような国民皆さんの信頼と愛の力が見当づけないほど、非常に大勢力をもっているからです。

貧しい国民たちの憂いと苦しみを斥けることができるのです。

ビルマ国民の美しい未来を作ることができます。

泣いている顔を笑わせることができます。

1962年からだんだんと崩壊してきたビルマを全て良く発展する民主国家になるようにできる人でもあります。

ビルマの光であるし、皆の希望でもあるし、皆の指導者でもある国民が頼りになる人、平和の母親です。

世紀の歴史で明らかに現れた国民皆の志士母スーチー氏をどうあっても失うことはいけないのです。

スーチー氏をビルマ国民だけなく世界からも信頼と尊敬されて承認されています。人殺す武器と、卑怯な陰謀を競争し続けました。平和の旗を立て、勇敢で指導した力強いビルマ国民皆の母親でもあります。

最後として、語って聞かせたいのは、そんなに残酷な軍事政権にはできるだけ対抗し続けると誓うことです。
•••••••••

誓い

たとえ 世界が 失く なっても

たとえ 歴史が 失く なっても
私は 忘れない
私達の 人生のすべて
命をかけて 戦ってきた人達がいたことを
そして 皆の

笑顔の溢れる

平和な生活を 目指して

彼らの後に続いて

私達も 戦い続けます

たとえ 実際に

(平和の母スーチー氏)に 会えなくとも

たとえ 実際に

母スーチー氏の声が 聞こえなくとも

私には 聞こえる

私の心の中に 母スーチー氏の声が

話しかけて くるのを

それは

私と母スーチー氏の願いが 同じだから

そして

国民皆の願いも 一つだから

このことは やがて

大きな 実に なるでしょう

絶対に

平和という

大きな 実に なるでしょう

•••••••••


私たちが望んでいるのは、アメリカや ヨーロッパや日本などの国々がミャンマーの軍事政権に圧力をかけて母スーチー氏が一日も早く解放されて、国民皆安全、安心に暮らすことできるように、進歩する民主国設立するためアウンサンスーチー氏と対話することです。そして、スーチー氏は私たちの前に元気な姿を見せてほしいということです。そうすれば国民はふたたび希望を持ち、民主化の実現のため努力できるでしょう。

私たちビルマの国民は軍事政権の不当な統治で辛く苦しんでいることを一人でも多くの人にわかってほしいのです。

日本の皆様にお願いします。私たちの思いを、あなた達のまわりにいる皆様に伝えてください。皆様のご協力よろしくお願いいたします。
Win (Tokyo)

8月バス旅行チケット&チラシ

8月9日に予定されているBRSA房総バス旅行のチラシとチケットが早くも出来上がりました。海水浴メインのはずなのに、やけに大仏がフィーチャーされているチラシは、都内のビルマレストランなどに貼ってもらっているそうです。制作は、いつものようにエーナンダーアウンさん。

バス旅行の詳細は追ってお知らせいたします。

ポップな仕上がりのチケット

2009年7月6日月曜日

中央執行委員会

7月5日、巣鴨にて2時より臨時の中央執行委員会。通訳はアウンミンウーさん。

主な議題は事務局長グループの役割について。以下は簡単な要約。

3人の事務局長グループの職務

1)事務局の運営。
2)会長、副会長、担当各部との連絡調整。仕事の割り振り。
3)各部の監督。

(以上)

2009年6月30日火曜日

第2回BRSAセミナーのお知らせ

第2回BRSAセミナーを下記の要領で開催いたします。会員・非会員を問わずみなさんふるってご参加ください。

BRSAセミナーは、会員である在日ビルマ難民が日本での生活を向上させ、さらに民主化活動に力を注げるような環境をつくるための学びの場です。

今回の主な内容は次の通りです。

1)本会顧問の西田敦先生が、いわゆる「在留カード」問題に関してビルマ難民への影響を説明。

2)メイン講演。 講師 田辺寿夫
ビルマ民主化活動家・通訳・ジャーナリストとして知らない者のいないウー・シュエバこと田辺寿夫さんに、ビルマ難民を取り巻く現状と、これからの民主化活動のあり方について縦横無尽に語っていただきます。

3)質疑応答

4)8月のバス旅行の案内。活動報告。

5)あまった時間で生活相談。

日時:7月12日午後1時半から4時半まで。

会場:巣鴨地域文化創造館B1多目的ホール
   JR山手線巣鴨駅北口下車 徒歩約15分
   都営地下鉄巣鴨駅下車 徒歩約15分
   都電荒川線「庚申塚」駅下車 徒歩約3分
   都バス「巣鴨四丁目」バス停下車 徒歩約3分

参加費:無料

参加資格:どなたでも

2009年度の支援報告(1)

4月 牛久の2人の収容者に対して仮放免保証金の半額(各15万円)を貸与。

4月〜6月 品川の3人の収容者に対して身元保証人支援および仮放免申請支援。

6月の執行委員会

6月28日に月例執行委員会が巣鴨にて開催され、役員のほか、ビルマ人会員、日本人会員、日本人ゲストが出席しました。

議事録
1)第2回BRSAセミナーのプログラムについて。

2)役員報告
現在の基金総額 2,572,853円
会員総数 333名

3)夏のバス旅行について
 房総(日本寺とビーチ)。8月9日。バス2台。参加費9000円。

4)支援に関して
ある支援を巡って喧々囂々の議論が行われる。

入管の新方針

ビルマ人再申請者に対する入管の新方針について、共同通信記者の原真さんが記事にされました。BRSAも取材に協力させていただきました。

以下、原さんのref-netへの投稿より転載いたします。

2009年06月29日
◎法務省が事情聴取を省略/2回以上の難民申請で

  法務省が5月から、難民認定を2回以上申請した外国人について、申請内容が前回と同一などと判断した場合、事情聴取を省略し書面だけで審査する方針に転換 していたことが29日、分かった。申請者の急増を受け、手続きを速めるための措置だが、難民支援者からは「不十分な審査で不認定とされかねない」と懸念す る声が出ている。

 同省によると、先月初旬から/(1)/申請内容が前回までと同じで、新たな事実がない/(2)/一見して、母国で迫害を受ける恐れがない—などと判断した場合、従来必ず実施していた担当官による事情聴取を行わないことにした。

 ミャンマーの政情不安などの影響で、難民申請者は昨年1599人と前年から倍増。申請から不認定に対する異議審査の結論が出るまでの期間も2年余りと、法務省の目標の半年を大きく超えている。

 同省難民認定室は「申請者が膨大なので、事情聴取の必要性を判断することにした。ずさんな処分をするつもりはなく、申請内容に新しいことがあれば事情聴取を行う」と話している。

 入管難民法は複数回の難民申請を妨げておらず、再申請で難民と認定された例もある。一方、在留期間を過ぎて日本に滞在しようとする外国人が再申請を乱用しているとの指摘もある。

再申請者に対する入管の方針転換

BRSAにはかなりの数の難民認定再申請者(一度目が不認定だった人)がいますが、東京入管が再申請者に対して次のような新方針を打ち出しました。

このうち第4項のインタビューなしで結果を出す場合があるというところが重要です。

会員たちの間でも戸惑いの声が広がっています。以下は、入管が配布している文書です。


2回目以降の難民認定申請をされている方へ

○迫害を受けるおそれに係る立証責任は、申請者にあります。

○迫害を受けるおそれ等について、既に難民認定再申請書に記載されていること以外にあなたが申し述べたいことがあれば、その全てを書面に記載し、2009年○月○日(曜日)までに提出してください。

○迫害を受けるおそれ等について、既に提出している資料等以外にあなたが提出したい資料等があれば、2009年○月○日(曜日)までに提出してください。

○申請書及び提出された資料等により審理を行いますので、面接による事情聴取(インタビュー)を実施しないで、処分の結果を出す場合があります。

○上記の日時までに資料等の提出がない場合は、正当な理由がある場合又は特別の事情があると認められる場合を除き、申請書及び既に提出されている資料等によって処分の結果を出す場合があります。

活動近況

最近の活動などについてまとめてご報告いたします。

1)6月12日、役員のマウン・ゾートゥンさんより事務局にプリンターの寄贈。

2)6月19日、アウンサンスーチーさんの誕生日のこの日、BRSAの会員数名がスーチーさんのためにビルマ仏教の伝統に則り、得度。

3)同じく6月19日、BRSA女性部代行エーナンダーアウンさんがビルマ女性連盟(BWU)とともに、議員会館に赴き、ビルマ民主化支援を呼びかける。

ビルマ国籍者収容状況

ビルマ国籍者収容状況を久々に更新しました。

東日本入国管理センター(牛久)

11名

東京入国管理センター(品川)
男性 少なくとも22名
女性 少なくとも7名

2009年6月28日現在

BRSA規約

2009年5月17日第2回総会で承認されたBRSAの新規約は以下の通りです。

在日ビルマ難民たすけあいの会 規約

第1章 総則
第1条 名称
 本会は「在日ビルマ難民たすけあいの会」という。英語名称は「Burma’s Refugees Serving Assosiation」とし、略称を「BRSA」とする。また、ビルマ語名称は「(略)」とする。
 
第2条 理念
 本会の活動理念を「ビルマ難民と日本人で創るビルマ民主化のためのセーフティネット」とする。なお、ここでいう「ビルマ難民」とは、認定難民、在留特別許可者、難民認定申請中の者を含む。

第3条 目的
1) 在日ビルマ難民困窮者(本会会員)への経済的、精神的支援。

2) ビルマ民主化運動の支援。

第4条 事業
 前条の目的を実現するために、本会は次の事業を行う。
1) 在日ビルマ難民と日本人とが協力しあって、在日ビルマ難民のための支援事業を行う。ここでいう支援事業とは、難民困窮者を対象とする生活と医療に関する相談活動・支援活動、仮放免保証金の貸与、仮放免申請時の保証人、申請人支援、各種相談活動、その他の関連事業をいう。

2) 前項の事業達成のために、会費、寄付金、収益事業の利益による「たすけあい基金」を運営する。

3) ビルマ軍事政権による圧政がビルマ難民問題の根本原因であるとの認識に立ち、これを打倒し、民主国家ビルマを樹立しようとする活動に協力する。

4) ビルマ難民問題について日本国民に広く訴える。日本国民に対する啓蒙活動により、難民の生活改善、人権の擁護を推進する。

5) その他本会の目的を実現するために必要な事業を行う。

第5条 事務局
 本会の事務局を茨城県取手市宮和田345-2に置く。


第2章 会員及び会費

第6条 会員
 本会の会員は、正会員及び支援会員、永久会員のいずれかである。
(1)正会員  本会の趣旨に賛同し、1年あたり12,000円の会費を納めた在日ビルマ難民。

(2)支援会員 本会の趣旨に賛同し、1年あたり10,000円の支援金を納めた者。なお、学生に限り、年会費を5,000円とする。

(3)永久会員 本会の趣旨に賛同し10年分の会費を納入済みの者。
永久会員は、第9条第3項が適用される場合を除き、会員資格を剥奪されない。

第7条 入会
 所定の入会申込書を本会に提出し、執行委員会の承認を得たとき、本会の会員となることができる。

第8条 会員の権利
 すべての会員は、年次総会に参加し、発言と議決に加わることができる。
 会員のうち正会員及び永久会員は、本会が行う支援活動を受けることができる。ただし入会後6ヶ月以上が経過し、また会費を継続的に納入していることを条件とする。

第9条 会員資格の喪失
1) 会員は所定の脱会届を提出し執行委員会の承認を得たとき、本会会員としての資格を喪失する。ただし、本会からの貸与金のある場合は、全額返納の上でなければ脱会は認められない。

2) 1年間にわたって、継続して会費を納入しない会員は、執行委員会の承認を経て、会員資格を喪失する場合がある。

3) 会員の行為が、本会の趣旨に著しく反すると執行委員会が認めたときは、当該会員は本会会員としての資格を喪失する。

第10条 会費の返還
 既納の会費はこれを返還しない。


第3章 役員
第11条 役員
本会には次の役員を置く。
   会長 1名
   副会長 2名
   事務局長 3名
   部長 7名
   監査 2名

第12条 役員の選任
役員は、会員の中から総会で選任する。選出の手順については細則で別に定める。なお、役員資格は会員となって1年以上の者に限られる。

第13条 役員の職務
1) 会長は本会の会務を総理し、本会を代表する。

2) 副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるときは、その職務を代行する。またその一人は本会の財務に関して長期的計画を立てる。

3) 事務局長は、会長、副会長を補佐して、本会の事務を統括する。

4) 部長は担当事項について業務を執行する

5) 監査は本会の業務・会計の監査を行う。

6) 会長、副会長、事務局長は中央執行委員会を組織し、また、部長を加えて執行委員会を組織し、本会の事業を処理する。
 
第14条 役員の任期
1) 本会の役員の任期は1年とし、再任を妨げない。

2) 任期期間途中の補欠または増員に係る役員の任期は、前任者または現任者の残任期間とする。

3) 役員は、その任期終了後といえども後任者が就任するまでは、なおその職務を行う。

4) 役員は担当を兼任することができる。

第15条 顧問
1) 本会に、顧問若干名を置くことができる。

2) 顧問は学識経験者の中から執行委員会の議を経て会長が委嘱する。

3) 顧問は、本会の運営上重要な事項について、会長の諮問にあずかるものとする。また、各会議に出席、発言することができるが、議決権はない。


第4章 会議

第16条 執行委員会
1) 執行委員会は、次の場合に会長がこれを召集する。

(1)会長が必要と認めた場合

(2)執行委員会メンバーの現在数の2分の1以上から会議の目的たる事項を示して請求のあった場合

2) 監査、及び顧問は執行委員会に出席し、意見を述べることが出来る。ただし議決に加わることは出来ない。

3) 執行委員会の議長は会長または副会長とし、会長、副会長に事故ある場合は、会長の指名したものとする。

4) 執行委員会の議事は、出席者の過半数をもって決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

第17条 中央執行委員会
 本会に中央執行委員会を設ける。中央執行委員会のメンバーは会長、副会長、事務局長とし、必要な場合は会長の指名した議題関係者を含めることができ、緊急問題、プライバシー関連問題について審議する。中央執行委員会は必要な場合は上記事項について決定権を有するが、執行委員会に報告する義務がある。なお、議長選出、採決の方法は前項3)、4)に準ずる。

第18条 総会
1) 通常総会は毎年1回、会計年度終了後2ヶ月以内に召集する。 

2) 臨時総会は、次の場合に開催することができる。
(1)会長が必要と認めた場合

(2)執行委員会の決議による場合

(3)会員の3分の1以上から請求のあった場合

第19条 総会の議長
 総会の議長は会長又は副会長とし、会長及び副会長に事故ある場合は、会長の指名した者とする。

第20条 総会議事
次の事項は通常総会に提出して承認を受けなくてはならない。
1) 活動報告及び収支決算

2) 活動計画及び収支予算

3) 役員の選任

4) その他執行委員会において必要と認めた事項

第21条 総会の成立
1) 総会は、会員現在数の3分の1以上が出席しなければ、成立したとみなされない。ただし、あらかじめ意思表示した者は、出席者とみなす。

2) 総会の議事は出席者の過半数をもって決し、可否同数のときは、議長の決するところによる


第5章 資産及び会計

第22条 資産
 本会の資産は次のとおりとする。
1) 会費

2) 寄付金品

3) 事業に伴う収入

4) 資産から生ずる利益

5) その他の収入

第23条 会計年度
 本会の会計年度は毎年4月1日にはじまり、翌年3月31日に終わる。


第6章 規約の変更及び解散
第24条 規約変更
 本会規約の変更は、執行委員会の議を経て、総会において出席者の過半数の同意を得なければならない。

第25条 解散
 本会の解散は、執行委員会の議を経て、第21条第2項の定めにかかわらず、総会において出席者の4分の3以上の同意を得なくてはならない。

第26条 残余財産
 本会の解散に伴う残余財産は、執行委員会の議を経て、第21条第2項の定めにかかわらず、総会において4分の3以上の同意を得て、本会と同一又は類似の目的を有する事業を行うものに寄付する。


第7章 補則
第27条 細則
 本会規約施行についての細則は、執行委員会の議を経て、会長が定める。


付則
1. 本規約は2009年度総会後より施行する。


細 則
第1章第1条関連細則
1) 本会のロゴマークは以下のように定める。


第3章第11条関連細則
 執行委員会メンバーの担当は下記のとおりとし、兼任が可能である。
①事務局長は、各々主担当を決める。

②7部の部長職を置く。

③各部の部長は必要に応じて副部長を置くことができる。各部は複数の会員を部員とすることができる。

④ 各部の名称と主要な業務は下記のとおりとする。

〈1〉 組織部
会員情報の管理、会員証発行、会費徴収、集会召集。

〈2〉 会計部
会計事務全般、会費・寄付金管理、月次・年次会計報告の作成。

〈3〉 会員拡大部
新会員の増強・勧誘活動、政治活動への協力参加。

〈4〉 面会・相談部
収容者への面会活動、会員を対象とする相談活動。

〈5〉 事業部
資金獲得を目的とした各種イベントの企画・実行。

〈6〉 女性部
女性・子どもに関する問題への対応・解決。

〈7〉 広報部
機関誌、インターネットなどのメディア活動を含む広報活動。

第3章第12条関連細則
 選挙の手順に関しては総会の2ヶ月前まえまでに執行委員会がこれを定める。

第4章関連細則
1) 会議体
 本会には次の会議体を設ける。
①総会(および臨時総会)

②執行委員会(および中央執行委員会) 
毎月1回、原則的に第4日曜日午後2時より開催。

③各部会議
部長と部員が参集し討議を行う。

④臨時集会
講演、会の報告、各部の報告、会員交流、イベント予告などを目的とし、必要に応じて開催する。

⑤その他の会議

2) 総会の招集は会長が行うものとし、少なくとも5日以前に、会議に付議すべき事項、日時、場所を通知する。

2009年6月16日火曜日

ビルマ語版新サイト

ウェブ管理者の交代に伴い、6月15日よりBRSAビルマ語版サイトがあらたに開設されました。これまでのブログの管理をしてくださったフラティントゥンさん、どうもありがとうございました。

広報部長エーナンダーアウンさんが管理する新サイトのアドレスは次の通りです。

http://brsa-japan.blogspot.com/

ロビー活動

6月15日、大瀧会長、西田顧問らで議員会館を訪れ、逢坂誠二議員(民主)、寺田学議員(民主)、保坂展人議員(社民)、重野安正議員(社民)、伊藤渉議員(公明)、塩川鉄也議員(共産)の事務室を訪問し、秘書の方々に以下の要望書を手渡しました。


2009年6月15日
住民基本台帳法改正に関する要望書

在日ビルマ難民たすけあいの会
(通称:BRSA)
会長 大瀧 妙子

平素は種々ご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
 
私たちの会は、難民申請中、かつ、仮放免中の約300人の在日ビルマ人からなる助け合いの会であり、日本人有志とビルマ人で組織し、発足以来1年余を経過しています。
 
この度の第171回国会で審議されています入管法および住民基本台帳法改正の問題は、私たちBRSA会員が一番関心を抱く問題であります。

特に、今回の住民基本台帳法の一部を改正する法律案に関しての、先生のご発言に私ども大いに意を強くし、感謝申し上げている次第です。
 
私たちBRSAで一番気にしていますのが、仮放免中でかつ難民認定申請者への処遇であり、大多数の会員が該当します。従来は外国人登録証明書が自治体から発行されていましたが、今までの審議内容を拝見しますと、在留カードは授与されず、住民基本台帳にも記載されなくなります。
 
一方、政府側は従来から受けていた住民サービスは引き続き受けられると説明してますが、住民基本台帳に記載されない人が、従来と同じサービスを受けられるか疑問に感じます。

また、政府側答弁を見ますと、不法在留者は法律に則り強制退去させるとの基本方針を力説していますが、ご承知のとおり、仮放免中でかつ難民認定申請中のビルマ人の場合、日本政府の方針で強制退去が執行されておりません。このため日本での在留が長期間に及び、かつ就労も禁止されています。彼らはどのようにして生きていけばよいのでしょうか。 

ぜひ「人権」「共生」の観点に立ち、「住民」の視点で何らかの方法によって彼らが住民基本台帳に登録されることを望みます。最低の場合でも外国人登録証の所持延長の特例の成立を要望いたします。

以上先生のお力添えをいただきたく、よろしくお願い申し上げます。

アウンサンスーチーさん64歳誕生日記念式典

アウンサンスーチーさんの64歳の誕生日を祝い、民主化への決意を新たにする集会がNLD-LA日本支部によって開催され、多くのビルマ民主化団体、日本人支援者が集いました。

ビルマ民主化議連事務局長の末松義規議員、ビルマ民主化を長く支援している和田宗春元都議らとともに大瀧会長も壇上に立ち、2歳年上のスーチーさんにお祝いと励ましのメッセージを語りました。

スーチーさんの釈放を願い、7羽の小鳥を空に放ちました。

中央執行委員会

6月14日に巣鴨で行われた中央執行委員会では以下の議題が話し合われました。

1)活動計画の見直し
2)生活支援金のあり方についての議論
3)事務局長の役割分担
4)第2回BRSAセミナーに関して など