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BRSAはネーミョージンさんの釈放を求めます!
  
  BRSAが捉えた  ネーミョージン,逮捕の瞬間
      
           連行されるネーミョージン

           法廷のネーミョージン

2014年1〜3月の活動報告
を掲載しました。

4月の予定
4月6日  ミンウーさんのための法要・月例会議
4月13日 ビルマ水掛け祭りに出店(日比谷公園)

2013年7月29日月曜日

夏のバス旅行のご案内

今年の夏も海へのバス旅行を企画しました。行く先は千葉県鴨川です。どなたでも参加できます。参加ご希望の方はメールにてご連絡ください!

日時:8月11日(日)
集合時間:午前6時
集合場所:JR山手線大塚駅北口
参加費用:8,000円


第6回総会の報告


在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA)第6回総会が2013年5月26日に南大塚地域文化創造館で開催されました。

約100名の総会決議権保持者(40名の委任状含む)の承認のもと,以下の報告・議論・採択が行われました。

1)会長挨拶
2)活動報告
3)会計報告と予算案採択
4)5年間の収支決算
5)5年間の支援活動実績
6)5年間のビルマ国内への支援活動
7)規約(変更点なし)
8)難民の帰還に関するビルマ政府および国際社会に対する要望書」
  採択
9)中央執行委員会選挙(新役員リスト
  選挙委員会
   ビルマ国境の難民の子どもを保護する会(Association of Protection
   for Children's Refugee Border in Burma, APCRB)から代表2名
   モータウッチェ・ジャーナルから代表1名























 選挙委員会のみなさまどうもありがとうございました。








第6回総会報告 5年間のビルマ国内への支援活動

【在日ビルマ難民たすけあいの会が5年間の間に行ったビルマ国内への支援活動】

1.2008年のナルギス・サイクロン被災者のための義援金
  7,400,000チャット(約74万円)。

2.タイ国境に避難してきたナルギス・サイクロンの被災者の
  子どもたちのためにNLD-LA (JB) を通じて100,000円支援

3.ナルギス・サイクロン被災者のための義援金200,000円。

4.全ビルマ学生民主戦線(ABSDF)への支援50,000円。

5.東日本大震災被災者のための在日ビルマ国民の協力募金に
  200,000円寄付。

6.2012年のアラカン州における紛争の被害者への義援金50,000円。

7.2012年エーヤワディ管区の洪水の被災者支援金1,700,000チャット
  (約170,000円)。

8.2013年2月のビルマ国内支援プロジェクト視察における支援金
  4,030,000チャット(約440,000円)

 ①Myo Oo Htan Ta Pin僧院が運営する子どもの施設に
  600,000チャット(約65,000円)。

 ②Nawarat僧院が運営する子どもの施設に
  600,000チャット(約65,000円)。

 ③Hmankinn Pariyatti Sarthintaik僧院が運営する子どもの施設に
  600,000チャット(約65,000円)

 ④Myanmar Social Development Networkによる農村への
  井戸製作費用として750,000チャット(約82,000円)。

 ⑤Free Funeral Service Societyへの寄付金400,000チャット
  (約44,000円)。

 ⑥88世代学生グループへの寄付300,000チャット(約33,000円)。

 ⑦All Burma Federation of Student Unionsへの寄付
  300,000チャット(約33,000円)。

 ⑧Yangon Kachin Gender Groupへの寄付480,000チャット
  (約50,000円)。

第6回総会報告 5年間の支援活動実績

在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA) 2008年3月30日からの5年間の支援活動実績

【入国管理局に収容されている会員のための仮放免身元保証支援】
  2008年 18人
  2009年 16人
  2010年 25人
  2011年 10人
  2012年   6人
         合計 75人

【入国管理局に収容されている会員のための仮放免保証金貸与支援】
  2008年 13人
  2009年 18人
  2010年 24人
  2011年   5人
  2012年   5人
         合計 65人 (総額9,980,000円)

【病気や怪我をした会員のための見舞金】

  2008年   6人
  2009年   7人
  2010年   6人
  2011年   5人
  2012年 10人
         合計 34人 (総額1,000,000円)

第6回総会報告 5年間の収支報告

在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA) 2008年3月30日からの5年間の収支報告

【収入の部】
会費収入     7,271,500円
イベント収益   1,845,742円
寄付金      4,187,976円

合計        13,305,218円

【支出の部】
事務費      2,186,446円
事務所費     1,250,000円
病気見舞金(34名)1,000,000円
寄付金         913,470円

合計       5,349,916円

【仮放免保証金貸与】
65名に対する仮放免保証金貸与総額 9,980,000円
返還された貸与金          4,765,000円
未返還の貸与金           5,215,000円

【現在の会の資産】
2013年3月31日現在,会が所持している資産 2,598,030円
これから返還される仮放免保証金貸与金    5,215,000円
会の総資産                 7,813,030円

第6回総会報告 会計報告と予算

2012年度会計報告

【収入の部】
収入         1,378,156円
       (会費収入       1,003,000円)
       (寄付             3,000円)
       (イベント収益        372,156円)
2012年度保証金返還額 1,060,000円
2011年度からの繰越金 3,050,626円

収入総計          5,488,782円

【支出の部】
備品倉庫代         360,000円
事務費           427,452円
ビルマ旅費等        116,350円
見舞金(30,000円@10名)
              300,000円
支援金           636,950円
保証金貸与支援    1,050,000円

支出総計       2,890,752円

収入総計(5,488,782円)−支出総計(2,890,752円)
=2013年度への繰越金 2,598,030円

2012年度名古屋支部会計報告

【収入の部】
会費収入      50,000円
前年度繰越金     103,865円

収入合計       154,365円

【支出の部】
事務費          22,050円

支出合計      22,050円

次年度への繰越金 154,365円−22,050円=132,315円


2013年度予算案
【収入の部】
前年度繰越金  2,598,030円
貸与保証金返還 1,050,000円
会費収入    1,200,000円
イベント収益     400,000円
寄付        10,000円

収入合計       5,258,030円

【支出の部】
事務費        360,000円
事務所費       540,000円
150,000円
Child Care Project  400,000円
寄付金       500,000円
保証金貸与     1,500,000円

支出合計      3,450,000円
次年度繰越金    1,808,030円

2013年7月28日日曜日

難民の帰還に関するビルマ政府および国際社会に対する要望書


難民の帰還に関する
ビルマ政府および国際社会に対する要望書

現在のビルマ政府がテインセイン大統領のもと、民主的制度に基づく国づくりを進めていることはおおいに評価できることです。

しかし、長期にわたる軍事政権下において生じた貧困、国民間の断絶、社会の腐敗、教育の荒廃は未だに存続し、新しいビルマの課題として今なお残されています。

そのような課題の1つとして、1988年の民主化運動への軍事政権の迫害によって生まれた難民たちの帰還の問題があります。世界各国に散らばるこれらの難民たちは、それぞれの場所でコミュニティを作りながら、現在のビルマの変化を非常な関心を持って見守っています。

私たち在日ビルマ難民たすけあいの会は日本における政治難民と日本国民とによって設立された団体です。政治的難民である私たちの希望は、いつの日か民主的で安全となったビルマに帰国し、長年離ればなれになっている家族と再会し、新しいビルマのために一生懸命働くことです。

しかし、現在のビルマはいまだ私たちにとって安全な国であるとはいえません。カチン独立機構への戦争、そしてモンユワでの国民への弾圧を見ても分かるように、ビルマ政府は国内の自由と平和の確立のためにすべきことを十分になしていないといえます。このような状況では、日本にいる私たちのみならず、アメリカやヨーロッパ、タイ、インド、シンガポール、マレーシア、あるいは国境の難民キャンプに暮らす難民たちが自分たちの安全を確信して、家族を連れて帰国することは不可能です。
これらの難民たちは、異国での困難な生活の中で、外国語を学び、様々な経験を積んできました。中には、非常に高い教育を受ける機会に恵まれた人もいます。これらの経験豊かな人々が、新しいビルマのために力を尽くすことができないのは、ビルマにとって多大な損失であるといえます。
ゆえに、私たち在日ビルマ難民たすけあいの会は、多くのビルマ難民が安心して帰国できるためにビルマ政府に以下の対策をとるようここに要望いたします。

1)民主化をさらに推進すること。

2)国内の平和を確立すること。特に現在行われているカチン独立機構との戦争を停止すること。

3)帰還する政治的難民の生命の安全を保障すること。

4)政治的難民の帰還手続きを公平なものとし、在外大使館における「税金」の徴収を免除すること。

5)帰還する政治的難民への補償を行うこと。

6)帰還する政治的難民が故郷での新生活を開始できるように支援すること。

また、国際社会に対しては次のように要望いたします。

1)ビルマ政府が民主主義と平和を確立するように常に働きかけること。
2)難民の帰還事業のため、生活支援、職業訓練など必要な支援を行うこと。

2013年5月26日
在日ビルマ難民たすけあいの会

第6回総会報告 会長挨拶


在日ビルマ難民たすけあいの会
2013年度第6回総会
会長メッセージ

2012年度会長 熊切 拓
I. 2012年4月から2013年3月のBRSAの活動

①会の現況
東京本部と名古屋支部の2つの事務局
会員の数 189人(2013年3月現在)

②日本国内での難民支援活動
仮放免のための身元保証支援 6人(1人はまだ収容中)
仮放免のための保証金貸与支援 5人に105万円
医療支援 10人に30万円
入管被収容者のための面会活動

③政治活動
ビルマ民主化のための政治活動に参加
アウンサンスーチーさん来日歓迎会の開催協力
アウンサンスーチーさんとの意見交換会に参加
政治機関誌「セタナー第5号」発行

④ビルマ国内への支援
アラカン州の問題の被害者支援
カチン戦争被災者への支援
エーヤーワディ管区での洪水被災者支援
チャイルド・ケア・プロジェクト
政治団体支援
NGO支援
ビルマ国内支援プロジェクトのためにビルマ訪問

⑤その他の活動
バス旅行、バーベキュー会、BRSAパーティなどの開催
日本人向け報告会の開催

II. 活動のまとめ
2012年4月から2013年3月のBRSAの活動をひとことでいえば、この1年間の働きを通じてBRSAの存在が在日ビルマ難民社会、ビルマ国内、日本社会においてますます重要なものとなった、ということができます。

在日ビルマ難民社会では、在日ビルマ難民への支援活動、そしてアウンサンスーチーさん来日歓迎会の運営に携わることにより、重要な貢献をしました。

ビルマ国内に対しては、これまでの災害被災者を対象とした緊急的な支援に加えて、子どもや農村部を対象とした継続的支援を開始し、ビルマ民主化の進展を「たすけあい」の精神によって支えました。

また、メディアへの協力、日本人を対象とした報告会の開催などを通じて日本社会に対して積極的な働きかけを強めました。

III. ビルマとBRSAの今後
会長として2103年2月にビルマを訪問した経験、そして、最近のビルマの状況を直接経験したさまざまな人々からの見解から判断するかぎり、BRSA会員を含む多くのビルマ難民がビルマに帰国するのは今なお難しい状況にあります。その理由は次の4点です。

①民主化の問題
現在のテインセイン大統領政府が進める「民主化」にもかかわらず、ビルマ社会は相変わらず「非民主的」であり、「民主化」の行方もいまなお不透明です。また政治活動への妨害はなくなったものの、政府による監視は今なお続けられており、政治活動家にとってはビルマはまだ安全とはいえません。

②平和の問題
ビルマ国内の民族間・宗教間の相互理解・和解はいまだに解決されておらず、平和が確立されていません。

③貧困の問題
歪んだ経済発展のため、貧富の格差がますます拡大し、社会の不安定要因となっています。

④難民の帰還の問題
難民がビルマに安心して帰り、生活を再び始めるための体制が整っていません(詳しくは難民の帰還に関するBRSAの声明をご覧ください)。

上記の理由から、ビルマ難民たちの帰国は今のところ困難であるとBRSAは考えていますが、そのいっぽう、BRSAはただ「帰れない」と主張するだけでは不十分であるとも感じています。そうではなく、「難民たちが帰れるためにはどうビルマを変え、民主化と平和を進めていくべきか」という観点から、さまざまな活動を展開していくのがBRSAの重要な使命でもあるのです。

IV. 在日ビルマ難民の今後
ビルマの変化にともない、BRSA会員を含む多くの在日ビルマ難民は、自分たちに対する入国管理局の態度がいっそう厳しくなったと感じています。現在のところ、かつてのような大量の収容は行われていませんが、今後その可能性はないとは言い切れません。

BRSAは現在難民認定申請中の会員が多数を占め、日本の難民政策は会の活動に直結しています。これからも会員が安心してビルマのために活動できるようにできるだけの支援活動を行ういっぽう、上に述べたビルマ難民が帰国できない理由について難民審査に携わるさまざまな関係者に訴えて行きたいと考えています。

なお、入国管理局がビルマ難民を大量に強制送還するのではないかと多くの会員が心配していますが、これは実際上不可能であるとわたしは考えています。

V. BRSAの問題点とその改善
BRSAは組織の点からも、運営の点からも、活動の点からも、まったく問題がないというわけではありません。ですが、多くの役員たちの努力により、少しづつ良くなってきました。これは本当にありがたいことだと思います。

わたしがBRSAの問題点として挙げたいのは2つの点です。

ひとつは会員の活動への参加率を上げるにはどうしたらよいかということです。もちろん、これは会員にとって魅力的なプログラムを行えばいいのですが、そう簡単ではありません。

もうひとつは、日本人の会員の少なさです。この原因は日本人を受け入れるだけの体制がBRSAに整っていなかったことにあるのですが、日本人との協力を会として重視する以上、このままではよくありません。

日本人の参加は、単に規約に書いてあるからというだけではなく、BRSAの活動をさらに広げ、大きなものにするためには不可欠なものです。また同時に日本人にとってもBRSAの存在は価値あるものだ、とわたしは考えています。

今後は、これまで準備してきたビルマ国内への支援プログラムを会のひとつの中心として、会員の参加率を上げ、日本人にアピールしたらいいのではと思います。

VI. 会長として
この1年の会長としてのわたしの働きは、すべての役員と会員の支えがなくては不可能なものでした。とりわけ2人の副会長のMoe Kyaw Soeさん、Aung Soe Moeさんは日本人であるわたしに代わって、ビルマ難民の会員たちのために一生懸命働いてくださいました。執行委員会のみなさまにも心から感謝を申し上げたいと思います。わたしにはさまざまな点でできないことがありましたが、それでも会がまとまり、進歩しているのは、すべての会員の協力と熱意のおかげです。わたしとしては、すべての会員がBRSAにいることを楽しく思ってもらえるように努めてきました。もちろんそれは大変な仕事ですが、そのための下準備をこの1年にみなさんとともに進めることができたのではないかと思っています。わたしにとって本当に貴重な経験となりました。ありがとうございました。

OUR ACTIVITIES


2013年6月の活動報告


2013年6月の活動のご報告

6月16日 マレーシア大使館での抗議デモ
マレーシアでのビルマ難民への攻撃と殺害に関する抗議デモに参加しました。




6月16日 役員会(南大塚地域文化創造館)
第6回総会に基づき執行委員会が組織されました(2013年新役員リスト)。名古屋支部の総会への参加や夏のバス旅行などが話し合われました。





6月30日 デモに参加
ビルマ大使館前でのディペイン事件のための抗議デモに参加しました。


【支援活動】
牛久の入管に収容されていた1人の男性会員がBRSAの仮放免申請により釈放されました。
品川の入管に収容されている1人の男性会員のために仮放免申請を行いました。

2013年5月の活動報告

5月の活動報告

5月19日 役員会 (南大塚地域文化創造館)
総会準備の話し合いとアウンサンスーチーさんと面会したモーチョーソー副会長とニラーアウン副会計局長の報告がありました。




5月26日 第6回総会(南大塚地域文化創造館)17:30-21:30
総会が行われ,活動・会計報告,新役員の選出,声明の採択などが行われました。詳しくは「第6回総会報告」をご覧ください。



5月30日 デモ参加
ディペイン事件の真相公表を求めるデモ(ビルマ大使館前・品川)に参加しました。