「世界難民の日’08全国リレー・東京集会」(JICA地球広場)に「たすけあいの会」も参加しました。
本会会計監査の魚住さんが運営に携わり、また本会副会長のカンダ・アウンリーさんが難民の現状を訴えるスピーチを行いました(いずれテープ起こしする予定です)。
民主党の今野東議員は、日本の難民政策の最大の問題は入管政策とし、不法滞在の取り締まりと難民保護という入管が直面している矛盾を指摘されました。
BRSAセミナーでお世話になった山村淳平先生は講演で、ロヒンギャー難民キャンプでの活動にも触れられ、また日本の難民認定法は難民不認定法であると指摘されました。
神 奈川大学の阿部浩己先生は、国際的な視点から難民問題を論じられ、「国際的基準」の重要性を指摘されました。難民問題とは構造的なものであり、欧米での難 民受け入れの減少が、アジア(日本)への難民の移動をもたらしている、つまり日本の難民申請者の増加は一過性のものではない、との分析は興味深いものでし た。
会場では「たすけあいの会」のパンフレットを配らせていただきました。また募金箱も設置させていただきました。
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