おかげさまで、この9月でBRSAは結成より半年を迎えました。この半年間の活動を会員に向けて報告する総会を10月12日午後6時より、高田馬場の消費生活センター4階で行いました。
この6ヶ月総会には50名以上の方々が参加してくださいました。日本人は3名の役員を含む6名の参加がありました。
総会は、まず大瀧会長による挨拶よりはじまりました。会長がこれまでの6ヶ月間の役員と会員の努力に感謝した後、副会長の熊切より「本会でなされるたすけあいのためのシビアな議論は、民主化ビルマにおける社会福祉システムの先取り」である旨の短い演説がありました。
次にカンダ・アウンリー副会長は、演説で次のように述べました。
「会員として何を行うかが重要なのです。一人一人では無理なことも団結すれば成し遂げられます。みんなが闘うのは軍事政権だけではありません。ビルマから来た人々の人権が守られなければ、どこであろうと闘うのです。そして、わたしたちはこの闘いにきっと勝ちます」
また会員の熊澤新さんは「今年は8月までに特別在留許可を得ているビルマ人が250人以上もいる。入管は毎年変化している」とお話しになり、さらにいつも会を支援してくださっている岩崎綾之さん(牛久の会)より、応援のメッセージがありました。
次のプログラムは6ヶ月間の会の活動報告であり、まず事務局長のモーチョーソーさんより以下の報告がなされました。
1)この6ヶ月の支援内容。生活支援は女性3名、男性1名、合計15万円。保証金支援は男性4名に行われ、総額65万円。
2)ナルギス・サイクロン被災者のためのへの支援。70万円を第一陣として寄付。残りの約30万円は僧侶を通じた支援活動に寄付する予定。
3)あらたに次の7つの部会を設置した。支援部会、広報部会、運営部会、組織部会、社会活動部会、規約部会、資金調達部会。
4)会計報告は、現在準備中。基金の総額は、いずれ返却される保証金を含めて300万円弱。
5)BRSAセミナー、バス旅行、水掛祭りとダディンジュ祭りへの出店、デモ参加等の活動をも行った。
6)現在の会員数は181名
さらに会計のエイピュートエさん、運営部会のアウンソーモーさん、社会活動部会のテッリンさん、組織部会のラミョーさん、資金調達部会のティンマウンニーさん、広報部会のソーウィンシェインさんのおのおのより報告がありました。
なお、広報部会の担当を辞任することを表明されたソーウィンシェインさんより、本会の役員会の運営に関する批判がありました。本会役員会は彼のこれまでの働きに感謝しつつ彼の辞任を承認するとともに、ソーウィンシェインさんの批判を謙虚に受け止め、よりよい会運営を目指します。
その他、大川弁護士の依頼に応じて「外国人差別に関する経験談」を募りました。
なお、総会ではエイナンダーアウンさんが通訳を務めてくださいました。心より感謝申し上げます。
1 件のコメント:
中々立派な総会なので、感心しました。
これからも頑張って下さい。
K.A.
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