今回「たすけあいの会」がサイクロン被災者への支援金を送ったチョウトゥ(KYAW THU)さんは、ビルマの人気俳優・監督であり、ビルマ・アカデミー賞の受賞経験もある方です。
彼は著名な社会活動家としても知られ、2001年より無料葬送サービス協会(Free Funeral Service Society, FFSS)の議長として、市民への無料の葬儀支援、医療支援活動を続けています。
また昨年、9月のいわゆる「サフラン革命」においても、僧侶への支援を公然と行うなど、その強い政治的姿勢により、国民から広く支持を受けています。
今回のサイクロンにおいても、FFSSを通じて被災者への緊急支援活動を積極的に行い、さまざまなメディアで報じられています。
彼の行動は、反軍事政権ともとられるものですが、非常に有名で、またビルマ国民に信頼されている人物であるため、軍事政権もなかなか手を出せない、といいます。つまり、チョウトゥさんは自分の地位を国民のために有効に活用しているのです。
FFSSのホームページ
ビルマ民主の声(DVB)のニュースから(英語)
葬儀基金、被災者に米を配布
ビルマ映画スターたち、イラワディ・デルタ支援に乗り出す
サイクロン被災者にはもっと支援必要、と俳優は語る(チョウトゥさんへのインタビュー)
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