6月22日に巣鴨で開催された例会の報告(午後2時から5時まで)。出席者は約16名。
1)支援の決定方法について
・緊急支援の決定方法(支援対象と支援額の基準、支援の決議手続き)について規約に規定がないので明文化すべき、との意見が出る。これに対して、どのような支援要請があるかわからず、手探りで進んでいる現状においてははっきりと規定することはできない、という意見が出る。
・緊急時には、会長(もしくは副会長)・事務局・会計の3役で緊急会議で支援を決める。しかし、この緊急会議はあらかじめ他の役員にも告知し、誰でも参加することができる。
・会長は事務局と連絡を密に取り、相互の意思疎通を図ること。
2)基金の管理について
現在、基金は会長が本会の名義で開設した郵便振替口座に大部分が預けられており、会計は緊急時の備えとして10万円程度を手元に置いている。
不正が生じない管理システムを確立すべきだが、かといって煩雑であっても運営に支障が生じる。どのような基金管理がふさわしいのか、事務局と会計が次回の例会までに調査し、報告すること。
3)個人情報とプライバシー
・本会に支援の申請をした会員に関するあらゆる個人情報、その人に関して本会会議なされた議論と決定を、会員のプライバシーを守るために、部外秘とすることが確認された。
・会員のプライバシーを守るために、個々の支援に関する決定は、会長、事務局、会計という限られた役員のみによって行われる必要がある、と会長が発言。しかし、これに対して、ビルマ人の役員から、もう少し検討すべきであるとの意見がだされ、結論には達しなかった。
・会員の個人情報を守るのはもちろんのことであるが、このような議論の背景として、次のような問題があった。前回の例会において、あるビルマ人に対する支援の必要について議論がなされたが、その際、その人物を知るという出席者の何人かが、その人物の評判に言及しつつ反対意見を提出した。そのため例会の後に議論のいきさつを耳にしたその人物に非常に不快な思いをさせることになってしまったのである。
本会が会員に十分に信頼される組織になるためには
1)会員、特に支援を申請する会員について、不特定の会員が参加する例会で議論することは慎むこと、
2)支援を必要とする会員に関する議論は、限定された役員のうちだけで行い、それ外には公言しないこと、
という2点を徹底しなくてはならない。さもなければ、だれも本会に支援の申請などしないであろう。
個人情報の保護に関して日本人とビルマ人とでは考え方が異なるのも、原因のひとつである。その違いについては、ここでは触れない。
4)現状報告
会員は92名。ビルマ語のパンフレットが出来上がったので、これからさらに会員を増やしていくことを確認。
入管に収容中の会員で保証人を必要としている人がいるとのこと。
5)会計報告等
時間の関係で、会計報告等は十分にできなかった。
8月のお盆に日帰り旅行を計画すること。
6)西田敦先生への感謝状の贈呈
次回の例会は7月27日(日曜日)。その間、役員会議を少なくとも1回は開催する予定。
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