品川入管での収容者の急増に伴い、BRSAは収容者の情報を迅速かつ効率的に収集するため、収容者のネットワークづくりという新たな試みをはじめました。
品川の収容所は人数も多く、また出入りも激しいため、ビルマ人収容者の数を正確に把握することはつねに困難でした。
BRSAでは不定期に収容者の数を発表していますが、これもその時にわかるかぎりの数で実際にはそれよりも多くのビルマ人収容者がいることは確実です。
そこで、BRSAは入管に収容されている会員に入管内のビルマ人の数を報告してもらうネットワークを構築することにしました。
収容所内は男性は12、女性は4のブロックに分けられ、各ブロックには3から16の部屋があるそうです。BRSAはそれぞれのブロックにいる会員にお願いして、そのブロックにいるビルマ人収容者数・名前を毎週、電話あるいは面会時に報告してもらおうと考えています。
収容者が増えたため、面会そのものすら思うようにいかない現状であり、果たして成功するかどうかもわかりませんが、このネットワークがうまく働けば収容所内の様子ももっとはっきりわかるようになるかもしれません。
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